私が哲学カフェにいる理由
私の専攻は、栄養学になるんだと思う。
でも、私は哲学カフェの運営メンバーの1人だ。
哲学史?知りません。
哲学書?読んだことありません。
(國分先生の本と、入門書は別。『存在と時間』挫折してますし)
正直大学の勉強で手一杯。時々辞めたくなる。
でも、やっぱり楽しくて、辞められない。
不思議で理不尽に感じるけれど、
日常生活を送るにあたっては無視したほうが良い問いってありませんか。
私たちはいつ性を意識するのか。
推しって何なのか。
考えることの意義とは何か。
いつ、友達になるのか。
たった2時間。それだけの時間、私は現実世界から離れられる。
離れて、私にとって大切な問いに向き合うことができる。
答えは出ない。答えなんかそもそも求めていない。
向き合って得られた何かを持って、現実に帰る。
帰った現実は、以前よりも鮮やかに見える。
勿論、少し絶望して現実に帰ることもある。
それでも、私の足が少し深く、地についたようなきがする。
その感覚がたまらなくて、やめられない。
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たくさん本を読みます