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歌劇場合唱団員 育児と仕事!編

歌劇場合唱団員の私、

実は夫婦で歌劇場合唱団員です。

そう。旦那さんも同業者です。

そんな私たち、

私は日本から来ていますが、

旦那さんの実家もかなり遠方です。

そんなわけで、

ベビーを授かった新米ママ、パパの私達、

家族が近くにいなく、急な時にも

パパとママ2人で何とかしなくてはなりません。

初めはもちろんわからないことだらけで本当に必死でした。

でも初めてのベビーなので、それはみなさん同じですよね。

さて、

私は産休を一年取りました。

収入の面と、音楽家活動の面で、

この長さに決めたのです。

後になって、もう少し長く取るのもアリだったな

と少し後悔もしました。

というのはベビーとの時間は大変でしたが、

もうずーーっと見ていたいくらい

可愛くて、そばを離れたくなかったからです。

が、仕事はしなくてはなりません。

仕事に復帰するからには

まず、私たちが仕事をしている間、

大切なベビーを預かってくれる

場所を見つけなくてはなりません。

ここヨーロッパの私たちが住んでいる国でも

保育園、幼稚園と、

0歳から小学校に入学するまで

子供を預かってくれる

施設があります。

保育園児の年齢の子供には

もっと家族的に小さなグループでベビーを見てくれる

デイママとでも言うのでしょうか、

日本語に訳すと日中のお母さん

という方達もいます。

私たちの息子は、かなり泣く子供だったので、

大きなグループに入れるというのはちょっと心配で、

このデイママさんにお願いすることに決めました。

オンラインで、多くのデイママさんから、

できるだけ近所の方を見つけ、

アポを取り息子と見学に行ってみました。

彼女は経験豊富な保育士さんで、

息子は彼女の自宅に集まってきた

グループの子供達4人と

あっという間に馴染んでくれました。

小さい息子は大きな彼女に抱っこされると

気持ちよさそうににっこりしてくれたので、

私たちもすぐに安心し、仕事に集中することができました。

私たちの仕事が長引き、定時に迎えに行けなくても

全く問題がなく、

子供が風邪をひいている時にも

ご両親はお仕事があるからね、

と、別室で風邪をひいている息子をしっかりとケアしてくださいました。

私たちは、子供たちを本当の家族のように扱ってくださった

デイママさんに出会えて、本当に感謝しているんです。

日中の仕事はこのデイママさんに頼り、

夜の公演時はどうしていたかというと、

ベビーシッターさんにお願いしていました。

常に2−3人ほどのシッターさんを確保していて、

時間がある方にお願いしていました。

こちらでは、ベビシッターさんは学生さんのアルバイトや

ライセンスを持ってやっている方、

そしてオーペア(マザーズヘルプ)の方達がいて、

多くの需要があります。

そして子供達が大きくなるまでのかなり長い期間にわたり

彼らに頼り、私たちは仕事をすることができるのです。

私たちは子供たちと日本語を話してもらいたかったので、

日本人の方にお願いしていました。

子供達も彼女たちをとても慕っていて、

今でも第二の母親のようにお付き合いしています!!

特に音楽家は夜仕事や練習がある場合が多いので、

小さな子供がいる場合は

ベビーシッターさんにとても助けられているのです。

私達の子供たちは

多くの方達が支えてくださって

元気に大きくなってくれました!!

ここヨーロッパの街、

私達のような家族は

珍しくありません

多くの人々が故郷を離れ

ここで暮らしています。

そして、共働きが

当たり前の環境です。

ハウスキーパーさんやベビーシッターさん、

ペットシッターさんに

助けをお願いするのが

当たり前なんですね。

良い方はそれこそ大人気で

予約がなかなか取れないんです!

私たちの子供たち、

ツイ最近まで毎晩のように

仕事に行く時は心配でしたが、

いつしか、

全然心配なく仕事に出れるようになっていました!

というか、仕事の時間になっても、

帰宅さえしていない息子たち!!

なので、このテーマ

若いママの仲間を見ながら、当時を振り返って

書いてみました。













































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