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ごちそうポエム 〜とっておきのソースを添えて〜

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#詩

パンプキンパイがよんでいる

パンプキンパイがよんでいる

パンプキンパイがよんでいる/花乃りあん

魅惑のパンプキン
まったり もったり 橙色の
つるんと なめらか なでてみれば
あの日の思い出 蘇る
そっとだいじに 包むのは
かぼちゃか それとも わたしなの

ふわり と かおる へやのなか

今年もあの日がやってくる

パンプキン パンプキン
ほろり と溶ける 思い出のなか

アンチョビ ライク ユー

「ちょびちょびっとアンチョビちょび」

なあにそれ

不思議なリズムで 紡がれる音

へんなの ふたりして笑った夜

でもどうしてか あなたの言葉が 

あたまから離れなくて

この料理を見ると今でも思い出してしまうの

「覚えているでしょう?」

目の前のあなた 幸せそうに微笑んだ