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SaaSスタートアップのためのMVP・試作品作成のポイント
新規サービスに必要なMVP(minimum viable product)開発とは
新規サービスを作るときに、いきなり大きな投資をしてしまうとリスクが高いですね、特にアプリケーションなどシステム開発などはコストも高く起きな損失は避けたいと考える方も多いと思います。
大きく分けてウェブアプリケーション・スマートフォンアプリケーションなどのSaaS開発は、新規と運用(保守やリニューアル)に分けられます。
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新規アプリケーションの専門開発は、不確定要素の多い新規サービスです。
そのため、既存サービス保守運用・リニューアルと比べ、検証や売上予測が簡単ではありません。
作ってみないと分からない、でも作るには大きな費用が必要となるわけですね。
はじめに予想した機能や売り上げが、想定通りに進まないことが起こると困るわけです。
そこで新規サービス開発では、検証を行いながら開発を行い、より品質の高いサービスに修正していく方法が一般的です。
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検証の結果によっては、内容を修正したり、機能を追加したりします。
ユーザーの反応を見ながら製品を改善して行くことで、良いサービスを作って行くことが出来ます。また、小さな機能改善を繰り返すことで、大きな機能を追加することよりも大きな失敗を防ぐことが出来ます。
このことからシステム開発では、まずは必要最小限の機能のみを開発し、新規サービスの本質的な価値の検証とその後の改善のサイクルを作ります。
これをMVP(minimum viable product)言います。製品を提供する上で必要最小限の機能のみをもつ、もっともシンプルな製品です。
MVP(minimum viable product)とは
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上図の下段1の部分がMVP(minimum viable product)になります。
新規サービスでは既存サービスと比べ不確定要素が多く、まずは小さなプロダクトで検証することがとても重要です。
では新規開発のMVPについてもう少し詳しく説明します。
MVP(minimum viable product)とは
MVP(minimum viable product)とは、製品を提供する上で必要最小限の機能のみをもつ、もっともシンプルな製品です。
必要最小限の機能のみを開発し、顧客検証を重ねることで、新規サービスの本質的な価値を作り出します。
なぜMVPを作るのか?
MVP(minimum viable product)を作成する目的は、早い段階でプロダクトの検証を行うためです。
新規サービスは、既存のサービスに比べ、顧客の検証が簡単ではありません。
そのため、開発の初めの段階では、顧客のニーズや売上などが予測しづらく、不確定要素が多くなってしまいます。
そこで多くの機能を全て作り上げるのではなく、まずは一番大切な機能だけを作成し、顧客の反応を検証します。
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上図の一番左がMVPになります。
機能が検証できる最小限のプロダクトです。
MVPを作るメリット
MVPを作る一番のメリットは、早い段階で検証を行うことです。
核となる機能を持ったMVPを作成することで、多くのお金と時間をかけずにサービスの検証を行うことができます。
SaaSの検証に必要なMBP
SaaSではMVPから必要な機能を追加してMBP(Minimum Business Product)を作成することをお勧めします。
MBP(Minimum Business Product)とは、最小でビジネスができるプロダクトです。
MVPはサービスが検証できる最小のプロダクトです、しかしそれだけでは十分ではありません。
実際にSaaSがビジネスとしてうまくいくかどうか見極めるためには、
・売り上げ
・顧客の獲得コスト
・顧客の維持コスト
・解約率
が大切になって来ます。
実際に顧客のニーズを満たすことができるもの確かめるのがMVPであれば、MBPは実際に顧客とビジネスが継続可能かどうかを見極めるために作成します。
続いて、MVPの作成方法について学んでいきましょう。
MVP(minimum viable product)の作り方
MVPを作成する時に、色々な機能を思い浮かべてしまい、難しく感じてしまうかもしれません。
MVPを作成するコツは、最大級にシンプルにすることです。
色々な機能を思い浮かべるのではなく、顧客にとって、一番不可欠になる部分はどれなのか洗い出すことが大切です。
そのためには、機能を基準に考えるのではく、顧客を基準に考える必要があります。
MVPを作るツール
MVPを、簡単なツールを使って作成していきます。
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このツールは、リーンキャンパスと言われる、顧客のニーズからサービスまでをわかりやすく整理できるツールです。
サービス新規作成にはよく使われるツールです。
MVPを作成するにはリーンキャンパスの全てを埋める必要はありません。
MVPに該当する部分は上図の4に当たります。
リーンキャンパスを作成するには順番があり、1から4番まで順番に埋めていきます。
課題と顧客セグメント
1の課題と2の顧客セグメントはシンプルに誰の何の課題なのかを埋めます。
顧客セグメントとは簡単にターゲットのことです。
1番2番は同時に埋めた方が簡単です。
独自の提案価値
3番の独自の提案価値を考えます。別に独自である必要はありません。誰の何の課題をどうやって解決するかを埋めます。
ソリューション
4番のソリューションが今回作成するMVP(minimum viable product)にあたる部分です。
3番でどうやって解決するか埋めたら、実際にどのようなサービスを提供するか埋めます。
実際のMVP作成例
これだけでは、少し想像しにくいと思いますので、実際のMVPの作成例を見ていきます。
ビューティアスク:実際のサービス例
ユーザーは自分の肌を写真に撮って、シミやシワ、整形手術などを近くの美容外科に相談できるサービス
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こちらのサービスを作成する時のリーンキャンパスはこちらです。
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シンプルに整理できていることがわかります。
同じ課題・ターゲットで違う価値提案とソリューションの場合は以下のように考えられます。
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このように同じ課題とターゲットでも提案価値とソリューションが複数考えられます。
実際のサービスでは、協議の結果、最初の写真を投稿して美容外科からコメントがもらえるアプリに決定し、ビューティアスクと名前がつけられました。
ソリューションが決まったら、MVPの主要な機能を決定します。
MVP機能を決める
ソリューションの中で、顧客にとって不可欠な機能のみを決めます。
ビューティアスクでは、ユーザーが肌の写真を撮って、医師にコメントをもらうことです。
これらのことが出来る最低限の機能として、
ユーザー
写真投稿機能
ユーザーログイン機能
マイページ
となります。
医師には、ユーザーが投稿後メールが送信されて、回答を送信することができます。
スマホの方が写真を取ることが簡単で、androidよりiPhoneの方が初期ユーザーの反応が良いためiPhoneアプリにしました。
このように、おおよそ、2ヶ月程度の期間でMVPを作成し、サービスの検証を行います。
MVPサポートと開発の流れ
弊社では、SaaSのMVP作成サポート・開発を行なっています。
1、SaaS壁打ち(無料)
2、お申し込み
3、打ち合わせ・面談
4、MVPドキュメント作成
5、お見積もり作成
6、MVP開発
となります。
まずはこちらからSaaSのMVP作成のご相談やサポートを行うことができます。
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