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スーツポケットのしつけ糸、取るか取らないか【雑談と雑学のすきま】

こんにちは🍀 

今日は雑談と少しだけ雑学っぽい回です。

皆さんは日常的にスーツやジャケットは着ますか?

私はほぼ着ないので、クローゼットに長期間眠っています。
数年に一回、派遣の会社見学があるときに着るくらい。


スーツポケットのしつけ糸が見分けづらい

先日、会社の行事のためにスーツを着てきた社員さんにこう聞かれました。

「〇〇さん、このポケットってダミーですか?」

そう言われて見ると、フラップの下の縫われ方が微妙で、ポケットがあるのか、それとも完全にふさがれているのか、すごく判別しづらい。

試しに触ると、片端だけ縫われてない隙間があって指一本だけ入る。
ということはしつけなのか…

これね、初見とか説明なしで購入するとすごく悩むし不親切感がただようなと。

スーツと同色の糸だとなおさら。

なので少しまとめてみました。

スーツポケットの種類

よくフォーマルに使用されるポケットの種類を、簡単におさらいしておきます。

 1 フラップポケット

ふた(フラップ)が付いていて雨やほこり避けの意味があります。

ビジネスシーンでよく使用され、型崩れ防止のために何も入れない方が良いとされています。

 2 スラントポケット(ハッキングポケット)

斜めにカットされたデザインがシャープな印象を与えるので、細身に見せたい方におすすめです。

もとは英国の乗馬用ジャケットが由来で、活動時にポケットに手が入れやすいよう工夫されています。

こちらも物を入れすぎない方が良いでしょう。

 3 フラップレスポケット

ふたが付いていないポケットで、ほとんどの場合は屋内用スーツに付いています。

こちらも物は入れない方が良いでしょう。

 4 胸ポケット

飾りとしての意味が強いため、ポケットチーフかボールペン1本を入れる程度にしておくと良いでしょう。

 5 腰ポケット

腰ポケットは基本的にシルエットを整えるために存在しているので、何も入れないのがマナーです。

ここまで見るとわかりますが、胸ポケットも腰ポケットも収納用ではなく、形崩れ防止のためにもそのままにしておくのがベターですね。

本題:しつけ糸は取る必要があるのか

そうなると、こんな疑問がわいてきます。

「ポケットを使わないなら、しつけ糸取らなくてOKでしょ?」

先述した、しつけ糸が見分けづらい問題。
そのときは一時的に名札を入れるため、ポケット開通の儀式が必要でした。

でもしつけ糸ってシルエットを保つためのものだし、ポケット使わないならあえて取る必要ないよね。

それなら同色糸でほぼ9割縫われているのも頷けるというもの。

結論:本人次第。

結局はシルエットがもっとも重要なので、
形状が保てていればどっちでもいいということになります。

私的には伝統とか脇に置いていうと
こんな風に悩む時間も惜しいので
ポケット風のダミーにしといてくれてもいい。

ついでに製造コストも下がる気がするよ。

…なんて考えつつ、
クローゼットに長期間保存されているジャケットを引っ張り出してみました。

なんとポケットの両端に指2本ずつ入るくらいのざっくり仮留め状態。

これは…
逆に開通してないことが気になる😂



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