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百年が過ぎ、全て消えても


イヤホンからZABADAKの百年の満月が流れてきて
私はバスから降りられなくなった。
一つ先で降り、あの人を想いながら歩く夜。
心が貴方にどっぷり浸かっているこんな顔で、
母に「ただいま」なんて言えなかった。



お読み頂き、本当に有難うございました!