note創作大賞2024に応募します。
今日、note創作大賞2024の開催が発表されました。
昨年の創作大賞は大いに盛り上がりましたね。
現在も、受賞作品が書籍化されたり、書籍化に向けて準備万端、予約受付てます! といったニュースが続々と発表になっています。むしろ、盛り上がった、という過去形ではなく、盛り上がりが今も続いているといった印象です。
私事ではありますが、昨年、自作の小説を創作大賞の入選に引き上げて頂きました。
皆さんに読んで頂けたことが本当に嬉しく有難く、授賞式でnoteの運営の皆さんや、編集者の方から「面白かったです」と言って頂けたことは、本当に励みになりました。
しかし実のところ私は、授賞式から帰宅後、ひとり自宅で頭を抱えていたのです。浮ついてなどいられない。一秒も浮かれることは許されないと感じていました。
大変な世界を垣間見たと思ったのです。
才能あふれる、旺盛な創作意欲を持ち続けている皆さんに囲まれたこと。あと、皆さん本当にきちんとした社会人で……なんというか、全てがきらびやかで眩しくて、もう本当に、目が潰れてしまいそうになりました。
三年前、執筆を再開して以降、人と自分を比べないことを心がけてきたつもりでした。でも、こういうときはつい、昔の癖が出てしまいます。正直、授賞式の後しばらくは、喜びと畏れが入り混じった不思議な感覚の中にいました。
僥倖。
将棋の藤井聡太八冠がインタビューで口にし話題になった言葉が、恐れながらも浮かんできました。
将棋棋士は対局後にインタビューを受けるとき、勝ったときは《運がよかった》と言い、負けたときには《あの手が悪かった》と話すことが多いように思います。
私のような者にとって、昨年の入選はまさに僥倖。
運がよかった、思いがけない幸運だった。
そう思いました。
自分に起こった良いことも、それが執着になっては前に進めないものです。私は、感謝だけを胸に残し、他の思いは封印しました。
ただ、それでも私の中に思い残したものがあります。
昨年の創作大賞でエッセイも応募したのですが、それらの作品は中間審査に残れませんでした。
エッセイはnoteをはじめて丸三年、ずっと書き続けてきたジャンルです。
書いていると、本当に楽しい。小説を書くのとは全く違った爽快感、喜びがあります。特に、夫にまつわる話は書いていて楽しいですし、どうやって夫の様子を伝えようか、練っていくのが本当に面白いのです。
ただ、家族のエピソードというものは、どうしても印象の強いものから筆を執ってしまうものです。過去作にそういったエッセイがいくつかあり、それらを新たに応募したいとなると、再投稿したほうがいいのではないか、そう思いました。
前回、前々回の創作大賞のとき、過去作の再投稿はしませんでした。
すでに読んで頂いた作品をまた読んで頂くのは、私のエゴのような気がしたからです。再投稿に対し、おかしなくらい後ろめたさがありました。
でも今回の創作大賞で、私は過去作のエッセイの再投稿をしたいと考えています。一度読んで頂いたものを、再投稿するのはやはり心苦しいのですが、かつて皆さんとコメントで盛り上がった、あの話やこの話を、改めて応募してみたい。そういう気持ちが湧いてしまいました。もちろん、新作も書くつもりです。
夫の話を書き、皆さんからコメントを寄せて頂くと、夫はスリムな身をもじもじさせて照れながらも、どうやら喜んでいるようです。こういうことはお願いするものではないのでしょうが、夫を更にもじもじさせたいので、これは! と思う話があれば、コメントを寄せて頂けたら嬉しいです。
もし、
「あのエッセイ、印象深かったなぁー」
というお声があれば、応募の参考にさせて頂ければと思います。是非、この投稿のコメント欄にコメントをお願い致します。
ちなみに、再投稿の際、改題、改稿する可能性があります。
あと、
《再投稿です》
という文言は外して、投稿させて頂きますので、新作かな? と思って読み進めて、なーんだ、ということがあると思います。本当にすみません。
至らぬところは多々あるかと思いますが、花丸恵の創作大賞への応募も含めた今後の活動を、見守って頂けたら嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。
こちらが夫のエッセイを集めたマガジンです。
夫はこちらにも出没しています。
お読み頂き有難うございました。