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自分には、あとどれくらい旅をするチャンスが残っているのだろう。 四十を過ぎて、そんなことを思うようになった。 限りある命、行ってみたいところは山ほどある。それなのに、知らない町を旅することが、年齢を重ねるごとに億劫になってきた。夫婦揃って方向音痴のせいもあるかもしれないが、何度も訪れた馴染みの場所は、事前準備も少なくて済むので気が楽だ。 しかし、そうはいっても、一度も行ったことのない場所に足を踏み入れてみたい。そんな思いは募る。夫と今度旅するならどこに行きたいか、そ
どうも、失礼します。埼玉県民です。 私は現在、東京都出身と言っているが、生まれてすぐは、埼玉の某市に暮らしていた。そこからすぐ父の転勤で、大都会の渋谷区に引っ越すことになるのだが、まだ目が開かない頃、私は埼玉県に住んでいた。もし埼玉が望むならば、私はいつでも埼玉出身を名乗るつもりでいる。 おそらく、埼玉の方から「別にいいや」と、お断りされそうなので、あえて「名乗ろうか?」と、お伺いを立てるつもりはないが、この埼玉暮らしを、私自身結構楽しんでいる。 埼玉の良さは何と
明日、4月8日はお釈迦様の誕生日だ。 この日は各地で花祭りが行なわれ、その誕生日をお祝いしている。 だが、この花祭り、残念なことにそれほど盛り上がってるようには見えない。あとからやってきたハロウィンは、渋谷のスクランブル交差点にあれほどの人を集めるというのに、花祭りでDJポリスが出動したいう話は聞いたことがない。 花祭りと同じく、クリスマスもイエスキリストの誕生日を祝うものだが、その盛り上がり方は桁違いだ。 もし、釈迦とキリストが、一般家庭の普通の兄弟だとして、
私は生で長芋や大和芋が食べられない。 納豆は好きなので、あのぬるぬるした感触が苦手なわけではない。残念なことに、私はぬるぬる系の芋を食べると、手や唇が痒くなる体質なのだ。だから私がぬるぬる系の芋を食べるときは、焼いたり、揚げたりすることが多い。 それに引き換え夫は、ぬるぬる系の芋が大好物だ。納豆やねかぶ、とろろ昆布なども好きなので、おそらくぬるぬるした食べ物は大抵、好物なのだと思う。 自分が食べられなくても、家族の好物となれば、やはり買い物かごに入れてしまうものだ