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私は酵素玄米というものを常食している。 寝かせ玄米ともいい、玄米を小豆などの豆類、塩を入れて炊き、ビジネスホテルのバイキングや合宿所で見かけるような保温ジャーに入れて3日間ほど寝かせて食べる。 糠床のように一日一度混ぜ合わせる必要があるので、私は「ぬかめし」などという身も蓋もない名前で呼んでいる。 炊いた玄米を保温し続けるという、知らない人が聞いたら、なかなかミステリアスな食べ物だ。 我が家では、この酵素玄米を食べ始めて5年以上になる。このご飯の利点は、普通の玄
不安だった。 日々伝えられる感染者のニュース。賑やかだった街並みに人気が無くなり、スーパーやドラッグストアの商品棚は、どんどん品薄になった。前を歩いていた人が落とした物を、拾ってあげることさえできない。 そんな状況でも、夫は仕事に行く。リモートワークができない仕事だからだ。人と会わないわけにはいかない。そのことが、私を更に不安にさせた。 三密を避け、マスク手洗いうがい以外に、感染を防ぐ術はないものか。 そんなことを悩んでいたとき、私は母から曾祖母、私のひいおばあ
いつかは明けちゃうんじゃないか。 11月あたりから、そんなことを薄々感じてはいたが、本当に年が明けてしまった。 皆様、あけましておめでとうございます。 兎にも角にも正月である。食べて飲んで、ぐうたらが許される貴重な数日間だ。おせちを並べ、日本酒を用意し、 さぁ!今年最初の酒宴のはじまりである。 今年のおせちは、昨年とほぼ変わらず、既製品を織り交ぜた、実にシンプルなものとなった。お刺身や牛肉といった豪勢なものは全く登場しない。 まず、筑前煮。 筑前煮