からだのこと
私は人より生理が来るのが早かった。
小学生の頃は腫れ物でも扱うかのように、
心配してくれた。
そんなみんなの良心を踏みにじり
生理痛がひどいなどと嘘をつき
よく授業をさぼっていた。
中学生になると、保健室をヤンキーが占領していた為そんな言い訳はできなくなったのだが。
生理とは長年向き合ってきたが、
どうも私は血液の量が多いらしい。
何度も失敗した経験がある。
パンツやズボンを汚してしまう。
2時間おきにトイレに行くようにしているのだが、
間に合わないのだ。
他人の経血を見たことはないため、
これが普通なのだ。
宿命なのだと当たり前に考えていた。
たまに自分で止められないほど
ダーーーーーーーーーっと血が出ることがあるのだ。
この時ばかりは本当に世界の終わりを感じる。
ナプキン、パンツ、ズボン
履き物全てを突き破っているのかと感じる程の
勢い、量である。
ああ、私は友人の前で
股から血を流し、恥ずかしさで死ぬんだと考える。
こんなに血ってでるのか?
なんて思っていると
先日健康診断があり、
貧血要治療と書かれてしまった。
貧血って、デブでもなるんだ。
私は微肥満体型である。
ドラマに出てくるモデル体型or痩せ型の女性が
フラ〜パタンと倒れるところを想像していた。
なんて呑気に考えていましたが、
お医者さんは私としっかり向き合ってくれた。
健診を受けた日が生理の直後であったことも考慮し、
生理の経血が多いことが原因だと仮定
まずは薬で治療することになった。
しかし、この薬が厄介で
本当に気分が悪くなるのだ。
初めの3日ほどは、起きていられないほど
胸のムカつき、不快感、
何より大便が真っ黒になったのだ。
写真に撮って記念に残そうかとも考えたくらい。
私が言いたいことは、
貧血はどんな人にも起こり得るということである。
そして、摂取した鉄分というのは1/100程度しか
体内に吸収されないらしい。
ちょっと気をつけて食事してみてね。
なんて優しい言葉をかけてくれた。
この優しさをお裾分けしたい
体の不調がある人、
生理の血が多い人、
血が足りないかも
自分の体と向き合ってみて下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?