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ある日のおやつ 2024.3

カマンベールチーズ、どうしようか

某日、カマンベールチーズをいただきました。
少し前までなら、カマンベールチーズのフライにしたり、サラダやハムサラミに添えてワインのお供に。
お家呑みでのちょっとした楽しみにしていたのですが、
最近めっきりお酒を飲まなくなり。
どうしようかな〜としばし思案して、あれこれ調べ、そうだ!チーズケーキにしよう!と思い立ちました。

レシピはネットであれこれ調べて、レタスクラブのものを参考にしました。
材料もシンプル、びっくりするくらい簡単!
お湯を張ったバットの上に型を置き、じっくりじっくり蒸し焼きに。

実は、使ったカマンベールチーズ、この時点でかなり熟成が進んでいました。

作ってる最中、熱を加えるのですが、台所に熟成されたチーズの香りがむんむんたちのぼり・・・
果たしてこれはケーキとしてありか?
もしかしたらキッシュやケークサレなど食事系の方がよかったかも・・・
なんて一抹の不安もよぎりました(汗)
でも、オーブンに入れるとチーズの焼けるいい匂い。

さて、どうなるか・・・

完成です!次の日のお茶の時間。

甘さとしょっぱさが同居する、好きな人は好きであろう味

一晩おいて、ゆっくり型から外し、食べてみました。
熟成された香りはそこまで強くありません。

カマンベールの塩気とコク、熟成された旨みと同時に、カスタードクリームのようなたまごと乳製品のやさしい風味が口の中に広がります。
この塩梅がなんとも絶妙。これはおいしい!!

粉が入っていないレシピというのもあり、チーズケーキによくあるほろりとした食感ではなくクリーミーな舌触り。
ねっちり濃厚なチーズプリンという感じかもしれません。

もともと、ふんわりやさしい、多くの人が好むであろう一般的なスフレチーズケーキよりも、酸味やお酒の風味などキリッと効いた変わり種(?)の方が好き。

ただ、味としては甘さとしょっぱさが同居していて、
一般的に好き嫌いが分かれるかもしれません。
でも好きな人は好きであろう味。
クセのあるチーズ好きな人、あとお酒好きな人に喜ばれそうなケーキに仕上がりました。

わたしは紅茶に合わせましたが、しっかり深煎りのコーヒーや
赤ワイン、デザートワインにも合いそうです。

※ちなみに大学生の娘は「肉料理に合わせて食べたい」と言っていました(笑)
なぜ?!

今回の味わいは熟成が進んだチーズだったからこそだと思うので、
次機会があったら若めの、熟成があまり進んでいないカマンベールで作ってみたいです。

甘いとしょっぱい、一見矛盾するような味のバランスをおいしいと思い
楽しめる。
食の好みは人それぞれだけど、わたし自身はそういう大人になれてよかったな〜と思います^^

余談ですが・・・

前述したとおり、一般的なチーズケーキはそれほど好きではなく
あまり食べないのですが、
札幌市内に何店舗かある人気喫茶店、森彦のチーズケーキはカスタードの風味が好きで行くと時々オーダーしています。

以前から森彦みたいなチーズケーキ、家でも焼けないかな・・・と思っていたのですが、今回のレシピをアレンジしたら焼けるかも。
うまくいくかは分かりませんが、そのうちトライしてみたいです♪


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