はなまめと本。『違国日記』2巻 ヤマシタトモコ


『違国日記』2巻

ヤマシタトモコ


35歳独身ひとり暮らしの少女小説家・槙生と
両親を亡くした女子中学生の姪っ子・朝の
同居生活。

人見知りであまり笑わない槙生と、
子犬みたいに素直な朝の
ぎこちなくもどこかあたたかい
試行錯誤の日々のこと。

2巻目。

両親を亡くしたばかりの朝の
揺れる胸の内が
親友の行動により、
暴発する様は
映画のワンシーンのそれ。

印象的だった。

静かにずっと続く日常の中には、
濃くて熱い塊がある。


それにしても、
槙生ちゃんの生き方、
とても共感する。

昔、思い描いていた、
わたしの夢の生き方だった。
これを読んで思い出した。

もう少し色気は欲しいけども。



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