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アンダーツーリズムのすゝめ
オーバーツーリズム
特定の観光地において、訪問客の著しい増加等が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、観光客の満足度を著しく低下させるような状況。
コロナが小康状態となり、人間活動が非常に活発になった。
オーバーツーリズムはEUでは特に大問題となっている。
オーストリア🇦🇹のハルシュタットは私が訪れた2016年はまだそこまで観光客は多くなかった。しかし近年では、ただ自撮りして帰るマスツーリズムで溢れ返り、渋滞など暮らしを蝕まれる地元住民が抗議し『NO』を突きつけた。
私も富裕層ではない大衆(マス)の輩だ。
その対策として入場料UPや人数制限など設けている観光地もあるが、それだけで抑制出来るのだろうか?
これってホントにエコなの?
という本は
アンダーツーリーズムについて触れている。
世の中には
⚪︎オーバーツーリズム
⚪︎エコツーリズム
⚪︎ダークツーリズム
⚪︎グリーンツーリズム
⚪︎ブルーツーリズム
⚪︎マスツーリズム
⚪︎ニューツーリズム
⚪︎ミクロツーリズム
⚪︎アグリツーリズム
⚪︎サイクルツーリズム
⚪︎レスポンシブルツーリズム
⚪︎サスティナブルツーリズム
など様々なツーリズムという言葉があるが
アンダーツーリズムは初めて耳にした。
検索したnoteのハッシュタグにもなかった。
地域が観光客に十分に対処出来る状況をアンダーツーリズムと言うらしい。
トップダウンじゃなくて、ボトムアップってことかなぁ。
一極集中を避け分散させて地域や環境への負荷を軽減させる…そんなところだろうか。
世の中には不人気世界遺産がある!
いっぱしの旅行者にはその遺産のストーリーまでは理解出来ないが、キチンと勉強して訪れると、どこも魅力的な遺産である。とは言え私はモン・サン・ミシェルやヴェネツィアなど人気の世界遺産ばかり貪っている。
お前はさんざんステーキばかり食べておいて、こちらには煮浸しばかり与えるのか!
自分は甘いばかりを享受してそりゃないぜー!
と囁かれても不思議じゃない。
一生のうちに行ける世界遺産の数には限りがあるんだから、私だってみんなが知っている人気の世界遺産に行けるならいきたいわよー!
ごもっとも。
では何故みんなこぞって【水の都ヴェネツィア】に行きたいのか考えてみる。
✳︎誰もが知ってるので自慢出来る
✳︎景色が美しくSNS映える
✳︎美味しい物や珍しい物食べられる
✳︎歴史ある建造物
アンダーツーリズムの地でこれらの条件を満たすのはなかなか難しい。
けれど知らない地の魅力を知ってもらって、そこに行きたくなって、少しでも観光客の分散化が出来たらいいなぁと思う。
世界にはまだ知らない魅力が沢山ある!はず
これからそういう地を深掘りしていこうと思う。
ダークツーリズムやエコツーリズムも含めて。