今をどう生きるのかは自分次第
「別にまあ、いつ死んでもいいや」
そんなことばを
呟く人は割りと多い
昔から
心からそう思っていたら
そんなことを
わざわざ
呟く必要はない
そう他人に呟く理由
それは
根底に
「恐怖」
「不安」
「寂しさ」
を抱えているからだ
その上に
余裕があることも原因である
60年、70年前の日本では
生きることは
働くことだった
「働く」概念は今とは違い
水を汲んだり
食べものを育てたり
お風呂を沸かしたり
生きるための
労働であった
そんな毎日で
「生きたい」「死にたい」
などと
考える余裕もなく
今が有難い
今日も生きられて有難い
という
心境だっただろう
また時代は変わりゆく
今をどう生きるのかは
自分次第である