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「心地よくない」なら辞めていい
私にとって人生とは、「心地よい生き方」を探す旅だ。
できるだけ早く自分にとって「心地よい」と思える環境を見つけ、そこに身を置いて楽しく暮らし、そのまま死にたい。
心地よい生き方とは何か
「心地よい生き方」がどのような生き方なのかは、人によってバラバラだ。
一つ例をあげるなら、仕事について。プライベートとの境目なくバリバリ働ける環境で働くことが「心地よい」という人もいるだろう。反対に、仕事はそこそこに趣味に没頭できる時間を持てる環境で働くことが「心地よい」という人もいる。仕事自体、全くしない生き方を「心地よい」という人もいるだろう。
他にも、家族や友人などたくさんの人に囲まれて生きることを「心地よい」と思う人もいれば、できるだけ一人になれる環境で生きることを「心地よい」と思う人もいるだろう。どういう場合においても、「心地よい生き方」とは本当に十人十色である。
とにかく人生は、自分がどんな環境で、どんなことをしているのが「心地よい生き方」だと感じるのかに気づき、その生き方ができる道を探して彷徨う旅であると、私は思っている。
目の前にあることを頑張れなくていい
だから、今取り組んでいることがどうしてもできなくて、苦しんでいる人。
「目の前のことを頑張れないやつは、何をやっても頑張れない」という言葉に縛られて、今苦しい思いをしている人。
確かに、そうなのかもしれない。目の前にあることを頑張ればいつか道は拓けるのかもしれない。
けれどどうしても、目の前にあることがうまくできなくて、それで自分を否定して苦しくなるくらいなら、その道を進むのは中断して、右折でも左折でもいいから、違う道に行っていい。
きっとその道はあなたにとって「心地よい」道ではなかった。ただそれだけだ。
それが分かっただけで、その道を歩いてみた価値はある。
できない人は、「できない人」じゃない
だからきっと、できない人は「できない人」なんかじゃない。
勉強ができなかった人。スポーツができなかった人。今任された仕事ができなかった人。
その人たちは「できない人」なんかじゃない。きっと歩いていた道が「心地よくない道だった」それだけ。
だから「できない」で落ち込まなくていい。
それができなかったのは、あなたが「できない人」だったからじゃなく、あなたにとってその道が「心地よくなかった」から。そのまま頑張ってその道を進み続けるのもいいし、別の行ってみたい道に行ってみるのもいい。
心地よい生き方がわからないなら、色々な道を歩いてみる
でもこんな時がある。「自分にとって心地よい生き方ってどんな生き方だろう」。
そんな時こそ、いろんな道を歩いてみることにチャレンジしてみるのがいいと思う。
いろんな道を歩いて、その道が心地よいならラッキー。そのまま進み続ければいい。
心地よくないなら右に曲がってみたり、左に曲がってみたり。別の道を歩いてみればいい。
そうやって色々歩いてみれば「心地よい生き方」にいつか出会える。
人生は「心地よい生き方」を探す旅
私はこの考え方をするようになってから、生きるのが楽になった。
ある道で失敗しても、「ここは私にとって心地よくなかっただけだ」と思えれば、自分に失望しなくていい。
むしろ、1回目や2回目に歩いた道がたまたますごく自分にとって心地よい道だった、なんてのはレアケースだろう。
これからも自分にとって「心地よい生き方」を見つけるために、私はいろんな道を歩く。