【適応障害体験記12】私が4ヶ月半の休職期間で学んだこと。
復職2日目、やっぱりまだ身体がついてこない。
約4ヶ月半休んでいたので、しょうがないですね。
しかし「休んでいた」とは言っても休職期間って、多分休職したことある人ならわかると思いますが結構色々ある。仕事はしていないけど、感情はジェットコースター。体調に振り回されるし、悩みは尽きないし、想像以上にある意味ハードな毎日ですよね。
だからこそ、意外に休職期間って学ぶことたくさんあるんです。私はこの4ヶ月半で、人間としてちょっとレベルアップしたなって思ってます。
では休職期間で私が何を学んだか。たくさんあるけど、その中で一つ挙げるとするならば「地に足つけて生きることの大切さ」かなと思います。
最初は受け入れられなかったんですよね。「皆んながスイスイこなしている仕事で、私だけつまづいてしまった」っていうことが。
だから休職していることも誰にも知られたくなかった。SNSとかでもバレないように気を使ってました。
そしていつも思っていました。「早く復職したい」って。それは仕事がしたいからとかそういう意味で思ってるんじゃなくて、「周りから遅れたくない、取り残されたくない」「周りから弱いって思われたくない」「家族のお荷物になりたくない」とかって、そういう意味で。
でもそうやって思い続けて数ヶ月経ったある時、ふと思ったんです。「あれ、私は一体何を目指しているのだろう・・・」と。
それで一回考えてみたんです。私は何を目指したいんだろう、と。私の人生の目標はなんだろうって。
改めて考えてみるとこれに行き着きました。「楽しく健康に過ごす」。これだなって思いました。
心体を壊してみて初めて気づけたんですよね。楽しく健康に過ごせることが、どれだけありがたく大切なことか。だから私はこれをいつでも目標にしていたいって思いました。
ってなると、「周りから遅れたくない」って焦ることって無駄だな、ってなったんですよね。焦ることで「楽しく健康に過ごす」ことができるようになるかと言われれば、全くならない。というか逆効果。じゃあそんな無駄なことやーめた。
休職して、周囲の同期から遅れてしまったのは事実。休職して、家族や友人に心配かけたのも事実。でもだからって「焦る」「悲しむ」「自己否定する」これらをしたところで「楽しく健康に過ごす」ことには繋がらない。
じゃあどうすればいいか?私なりの答えとしては、「現状をそのまま受け止める」ことだと思いました。これかしかないと思います。「今私はこういう状況なんだ」ってことを受け止めて、それに合わせて行動する。
これが分かってから「早く復帰しなくては!」と焦る気持ちは薄くなりました。「自分は心身を壊してしまったから、休んでいるんだ」という自分の現状をまずはそのまま受け止めて、「じゃあ焦るより今できることをやっていこう」と思えるように少しずつなってきたな、って思っています。
とはいえやっぱり焦ってしまいます。私そういう性格なんですよね。だからこの「地に足つけて生きる」をこれからの私の目標にしようと思ってます。
適応障害になる前、私はこの「地に足つけて生きる」ことの大切さを知りませんでした。だから営業の仕事でも、「みんなこれくらいテレアポしてるから私も同じくらいしなくちゃ」とか、「みんな夜遅くまで仕事してるから私も夜まで仕事しよう」とか、
そういう風に「自分が今どういう状況か?」を全く無視して、周囲に合わせて、絶対取り残されないようにとそればかり考えて生きていた。
今思うとだから壊れてしまったのだろうな、と・・・。
これからは「楽しく健康に生きる」ために、まずは自分を壊さないようにうまくやっていく必要があります。
だから私はこれからは「地に足つけて生きる」=自分の現状をまずはそのまま受け止め、その上で何をするか考える。を目標にしていきたいと思っています^^
個人的にはこの「自分の現状をまずはそのまま受け止める」が重要ポイントだなーって思ってます。これが私は苦手なので。
きっと、適応障害になって休職しなかったらこの目標も生まれなかっただろうな〜。そう思うと、休職して良かったと言えるかもですね。
長々と書いてしまいましたが、これが私の「休職を通して学んだこと」でした^^♪
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