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京都巡り#21 深緑の妙満寺と旧邸御室を巡る

アオイです。5月15日、深緑の京都を巡りました。この京都巡りnoteでは、私は京都の何が好きなのかを言語化することと、私の見た景色を他の人と分かち合うことが主な目的となっております。それではよろしくお願いいたします🌿


妙満寺

昨日は夜遅く寝た。実はこの日は4時に起きて、早朝から大阪へ行こうとしていたのだ。しかし起きたら5時だった。出発時間は5時45分。一人暮らしで準備に時間がかかる私では間に合わない。諦めた。そして、その大阪の次に向かう予定だった妙満寺から行くことにした。

妙満寺に行くために、出町柳駅から叡山電車で木野駅に下車する。このルートは初めてだ。前回行った時は、国際会館駅から京都バスに乗るルートを使っていた。

「ひえい」がいた。鯉のぼりもまだあった。シャッターチャンス。しかし今回はひえいに乗らない。木野駅は鞍馬方面の電車に乗らないと、たどり着かない。ひえいで行くなら途中で乗り換えが必要だ。

鞍馬行きの電車に乗り込む。景色を楽しみたかったが、睡眠不足でまぶたが落ちてくる。諦めて目を閉じて叡山電車に揺られていた。


木野駅に着いた。のどかな景色だ。ここから妙満寺まで歩いていく。やたら高い山が見えた。比叡山だろうか?


妙満寺に到着した。ツツジは見頃を過ぎているっぽい。

かつて見頃に来たことがあるが、蜜を吸う虫が爆音で飛びまくってて、羽音にビビりながら撮影していた。

見頃の妙満寺


妙満寺では花の間のイベントが行われていた。且つ、雪月花の庭の一つ、雪の庭も公開されている。イベント目白押しだ。

花の間に行くのも今回で4回目。どんな感じなんだろう?


比較的控えめな感じである。ド派手な雲龍院と比べてしまっているので、そういう感想になる。どう撮ればいいのか?

雪の庭と撮ってみる。室内と室外を同時に写すと、室内が暗くなってしまう。今こそ加工の力を借りる時。

華やかに見えるだろうか?

そして、雪の庭。雪月花の庭の一つ。全て見ることができた。もうすぐしたらサツキが見頃だろうか。何とも言えない天気と時期に来てしまった。でもその方が人も少なく、落ち着いて見ることができるので良い。

座布団に座りながら雪の庭を眺めてこの感想を書いている。線香の匂いが強い。それが良い。

近くに雪の庭の写真が飾ってあった。今私が座っている座布団と共に写っている。せっかくなので、座布団と一緒に写してみる。

さっきから座布団と書いているが、これの正式名称が座布団かどうかは分からない。それが反射していてツヤツヤしている。良い。


宝物館に来た。撮影禁止なので画像は無い。
松永貞徳の絵が描かれている巻物が展示されていた。この人が雪月花の庭を作った人だ。今までは清水寺成就院の月の庭と、妙満寺の雪の庭しか残ってなかったが、今年北野天満宮に花の庭が再興され、今では3つの庭が楽しめるようになっている。

私は全て行くことができた。下に記事を貼っておこう。

北野天満宮「花の庭」

清水寺 成就院「月の庭」


安珍清姫伝説の釣鐘が展示されていた。この話、たしか日本昔ばなしか何かで初めて見て、なかなかのインパクトがあった。

大学の図書館で、出典の一つである『今昔物語集』を探して読んだことがある。私は結構好きな話だ。清姫が恋のあまり蛇になる所とか。執着してるなぁ。


私は大学時代、執着的なところがあった。そして嫉妬に狂いやすかった。恋愛でも恋愛以外でもそうだったので、清姫の気持ちがよく分かると共感したものだ。また、映画などのフィクション作品において、好きな人求めて燃え上がり盲目的に突っ走る人を見るのも、私は好きである。おそらく自分と重ねて見ているからである。


今は一目惚れされて追いかけ回されるのははた迷惑だと、安珍寄りの気持ちに近い。安珍は嘘をついたけども、鐘の中で燃やされている時点で被害者である。あんなに執着的な私は成長したのか……と感心した。


宝物館を出て、本堂へ向かう。

「比叡山の眺望は絶景です」と。では、見てみよう。

目の前に比叡山!標高が高そう。見てたら行きたくなってくる。ケーブルカーに揺られてからのロープウェイでも揺られたい。そして坂本ケーブルで滋賀へ行き、京阪の路面電車に乗る。最高だ。最高だと思ったので、既にこの行程で計画を立てて巡ったことがある。

入口付近には枯山水もある。紅葉も。秋になったら綺麗なのだろうか。

妙満寺といえばここ、山門だ。ツツジは完全に見頃を過ぎている。

見頃の妙満寺
(天気が悪かったので、めちゃくちゃ加工していた)

見頃の妙満寺、数年前の5月11日撮影だった。今年はツツジの開花が早かったのだろうか?


睡蓮やカキツバタだろうか、夏の花が咲き始めていた。

手を叩いて鯉を集めようとしている子供がいた。それで集まるのか?弁当のおかずを鯉にあげて集めようともしていた。しかしさすがに親に止められていた。やたら鯉に執着する子供だ。


国際会館駅へ歩く

これから旧邸御室に向かう。そのために、地下鉄今出川駅からバスに乗る必要がある。妙満寺からは国際会館駅が近い。バスで数駅だが、歩いても行けそうなので歩くことにしよう。

道中の緑を撮っていた。ここに蛍が出るらしい。私は蛍を見たことがあっただろうか?忘れてしまった。

控えめ配色なBOOK・OFF。BOOK・OFFといえばド派手な色使いであるが、ここは京都である。せっかくだし入ってみることにした。少し実用書を読み漁り、5分ぐらいで出てきた。

BOOK・OFFから出てきたら、暑くなっていた。朝は寒かったのに何なんだ。

緑を楽しみながら、国際会館駅まで歩いた。


旧邸御室

今日は左京区から右京区に行くという、えらい距離と時間がかかる京都巡りである。どうしてこんな事になったかというと、妙満寺の花の間と旧邸御室の公開期間が決まっているからだ。5月は色々とスケジュールが詰まっており、京都巡りをここに詰めるしかなかった。

今出川駅でバスに乗り換え、18駅経由していく。それでも一律230円である。こんなに大移動なのに。

仁和寺の前で降りて、嵐電の駅を通り過ぎ、歩いていく。

旧邸御室。5月の公開は3年ぶりだそう。ポストカードも貰った。

来たら最初に、ガイドから旧邸御室についての話を聞くことになっている。その後撮影タイムである。角度的に上手く撮れなかった。でも以前にも来たことがあって、その時撮ったからまあいいか。

洋間では天井に絵が書いている。自撮りモードで床に置いて撮影したら上手く撮れる。と、ガイドの人が言っていた。


 

庭園も見ていく。妙満寺とは違い、このあたりはツツジが綺麗に咲いている。サツキも咲き始めているようだ。


眺望が良い。青もみじもあるようだ。秋に公開されたら、きっと美しい景色が見られるんだろう。その時があればまた行ってみたい。


庭園から帰ってきて、テーブルリフレクションに再チャレンジした。今度はしっかり机に置いて撮ってみた。ベストショットである。ガイドの人もそう言っていた。


襖の模様がお洒落だと感じたので、つい撮ってしまった。


まとめ

妙満寺、ツツジと共に雪の庭を味わいたかったが、少し遅れてしまった。開催期間と見頃が合わなかった。
去年三室戸寺へツツジを見に行ったので、今年はツツジメインの京都巡りをしていない。しかし、来年はするかもしれない。#19のまとめでも書いたが、キリシマツツジを見るために、長岡天満宮には必ず行くだろう。

旧邸御室、久々だったので楽しかった。2階もあったが、行くのをすっかり忘れていた。ここではお茶を飲むこともできる。落ち着く空間でお茶を飲んで、ほっこりして景色をただ眺めていたい。



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