【作家向け】デザフェス出展レポ~当日編~
普段は刺繍を中心に記事を書いていますが、今日は完全に作家さんに向けて記事を書きます。
というのも、今回初めて出展したデザインフェスタ。
大規模なイベントという事もあり、右往左往していた私を助けてくれたのは先人たちの出展レポ!
レポがなかったらここまでできなかった…!本当に感謝しています。
その先人に習って私もどなたかのお役に立てたらと思って記事を書いています。
準備編はこちら▼
【作家向け】デザフェス出展レポ~準備編~|はなこまち/刺繍作家 (note.com)
本日は当日編。主に前日の移動~当日撤収まで。
ざっくり全体スケジュール
前日に東京へ
出展自体は12日(日)のみでしたが、土曜日には東京へ向かいました。
土曜日はお客さんとしてイベントを楽しみました。
目的としては、
・当日イベントがスタートした時点での疲れを極力軽減したかった。
→ただでさえ慣れない環境、緊張。そこに加えて7時からの設営。
普段家にこもって刺繍をしている身としては極力体力を残して、イベント中全力で挑みたかったので予防線をはりました。
距離によっては&慣れてきたら当日移動もアリだと思います。
・売り子ちゃんに会場の雰囲気を知っていて欲しかった。
→今回ずっと協力してくれていた幼馴染ちゃん。イベント当日は売り子として一緒に来てくれました。
幼馴染ちゃんはイベント自体初めて!
圧巻されるほど熱量のあるイベントなので、日曜日いきなり会場を見るよりは前日に少しでも空気感を知っていて欲しい&デザフェス楽しいと思ってほしい。という気持ちから、土曜日はお客さんとしてデザフェスへ行きました。
私もホテルからブースまでの距離や、ブース周辺の人の動きも知る事ができてよかったです。
(ちなみに有明ベイワシントンホテルから南館4階までは徒歩20分くらいでした。)
かなりゆとりを持ってスケジュールを組んだので、慣れてきたら短縮&節約していきたいところではあります。
いつか両日出展もしてみたいので、今後このスケジュールは変更していきそうです。
夕食は予約しておいた。
イベントをしっかり楽しんだ後は夕食です。
前日の夜はしっかり食べようという事で夕食は予約していました。
後々わかった事ですが、東京ビックサイト周辺は飲食店が少ないです。
そして閉店が早いです。
(出展日の夕食は予約していなかったので、食事処を見つけるまでさまよいました。)
結局土日どちらも東京ビックサイト付近から離れた場所で食事をしたので、予め目星をつけておくor予約しておくのが楽だと思います。
設営
日曜日のみ出展という事もあり、搬入はスムーズでした。
7時10分にホテルを出て搬入口へ。並ぶことなく車を止めることができました。(※南館4階搬入口)
搬入口によって込み具合が違う事、土曜日出展の方が混む事などもあるのでできるだけ事前リサーチをしておくとよいと思います。
(私が聞いた話では土曜日は5時から搬入口に並んでいる作家さんもいらっしゃるとか。)
ちなみに最初は徒歩搬入をしようと考えておりました。
しかしコンテナBOXが6箱。その他手持ちの持ち物が3~4つあったので諦めて車で。
持ち物を極力減らして徒歩搬入も有効な手かもしれません。
・これがあの壁か・・・・!
諸先輩方が口をそろえて言う「ブースを仕切る壁は固いぞ!釘が刺さらないぞ!」というお言葉。
あまりにも皆さんそうおっしゃるので、電動ドライバーから両面テープ固定へと変更しました。
超強力両面テープを使ってぺたり。金具はセリアで購入しています。
デザフェス中外れることもなく、設営もスムーズでした。
当日実際に触った壁は、「コンコン」という軽い音ではなく「カツカツ」といった薄い石膏を叩いているかのような音が。
そして手で押すと結構簡単にゆれます。
少なくとも初めて行って釘打ちはハードルが高いと感じました。
また超強力両面テープで失念していたのは「外す方法」
手だけでは取れず、でもヘラのような道具もなく。
ハサミで無理やりテコの原理ではずしました。
(ハサミは無事使えなくなりました。)
次行くときに同じ手法をとるなら、外す用のヘラを持っていくと思います。
・その他
当日失念していたポイントが不要なものの置き場です。
私はアイコンパネルを持って行ったのですが、それをはさんでいた大きな段ボールが邪魔になってしまいました。
また、ディスプレイ用品を入れていたコンテナBOXも収まらない事はないけれどちょっと邪魔だな。となり、売り子ちゃんが不要なものをまとめてホテルに置いている車まで持って行ってくれました。
ホテルが近かったことと、念のため1人出展を想定してディスプレイ練習をしていたので慌てずにすみました。
・ディスプレイが完成!
今回借りた壁いっぱいに刺繍作品を並べたい!というのが一つの目標だったので、たくさん飾れて満足です。
また販売する刺繍キットの見本も持参しました。
「実際に見てどのキットを刺繍するのか決めたかったんです!」という方が多かったので、見本を飾ってよかったです✨
誰のブースか、ぱっとわかるようにしたかったので壁にはアイコンパネルを。テーブルにはガーランドで「はなこまち」を飾りました。
個人的に絶対譲れなかったのがお会計ゾーン!(右側の空いたスペース)
お客様が不安にならないように、見える場所でお金のやり取りをしたくて、ここはしっかりとスペースを空けました。
購入いただいたキットを袋に詰めたり、お会計をしたり、売り子ちゃんもスペースがある分やりやすかったようです。
いよいよオープン!
・早まる会場時間
12日(日)の天気はあいにくの雨。小雨ではありましたが会場時間が15分早まりました。
アナウンスは当日9時30~10時頃には会場内に放送されていたと思います。
以前も雨天時10分開場が早まった事があったようなので、「天気が悪いと開場が早まる」と思っておいた方がいいかもしれません。
私の場合設営が10時30分頃に完了。
15分間でSNSを更新したり、トイレ休憩や軽食を食べたりできました。
おかげで「接客時間が15分伸びた」と、プラス思考のまま会場を迎えられたのはよかったです。
・お客様の流れ
私のブースは南館4階。の、奥の方。
南館4階はそもそも正面入り口から遠く、ブースも会場のメイン通り(?)からは外れたところにありました。
いわゆる人が来にくい位置。
会場直後は皆さん目的のブースを目指します。その後ゆっくり見て回ろう。という方も多いかと思います。
この「ゆっくり見て回ろう」という方がブース前を通るまで会場から1時間くらいはかかった印象です。
ありがたいことに「はなこまちさんのブースめがけてきました!」「作品実際に見てみたくて!」という方がいらっしゃって。
ブースをめがけてきてくださるのは本当に、なんというか感無量、感動ものです。
皆さんTwitter(X)、instagram、YouTubeのいずれかで出展情報をキャッチしてくれていたらしく、事前告知の重要性を感じました。
・皆さん案外人見知り…?
出展者側になってわかったのですが、自分のブースをめがけて来てくれる方、たまたま通りがかった方、なんとなくわかります。
ブースをめがけて来てくださる方は、見つけてからのブースまでの足の運びが一直線です。
ですが大体の方は無言で作品をご覧になります。
たぶんなんて話しかけていいかわからないのだと思います。
「何かご覧になってきてくださったのですか?」
「普段刺繍されるのですか?」
私の方から話しかけると
「実はinstagramを見ていて…」
「刺繍始めてみたくて…」
と答えてくれて、そこからは会話をしながら一緒にキットを選んだり、作品の説明をしたり。
よりブースにいらっしゃる時間が楽しいものになったと思います。(…という私の願望です。)
私も人見知りで、土曜日にお客さんとして回った際にはなかなか作家さんに話しかけづらい
(忙しいかな、何話したらいいかな、と考えているうちに終わってしまうタイプ)
ですので来てくださった方もきっとそんな気持ちかなと思います。
でも作家さんとお話してみたい気持ちは山ほどあります。
自分が買うこんなに素敵な作品を、どんな方が創られているのだろう…!と考えてしまうからです。
作家側から話しかける、結構大切だなと感じました。
・ディスプレイ
今回壁を借りたのは大正解でした。
通りかかる方皆さん壁に飾られた作品を見て
「刺繍すごい…」
「可愛い…」
と呟いていかれるのです。
パッと目に入って、ずらりと作品が並んでいる。
アイキャッチ的な意味合いも含めて存在感があったようです。
ブース周辺の作家さんで背面パネルを使用している方が少なかったのもあると思います。
・食事、小休憩
ありがたいことに一定のリズムでお客様がブースにいらしてくださったので、基本的にはずっと接客していました。
たぶん人が来ても来なくても立ちっぱなしだろうなと思っていたので椅子は借りていませんが、借りていたら単にスペースを圧迫していたろうなと思います。
(椅子に関しては接客スタイルによって全然違うと思います。)
ちょこ、ちょこ、と隙を見てしゃがんで食事をしたのですが、「一口おにぎりが欲しい!」と切実に思いました。
カロリーメイトとパンを買って行ったのですが、ずっと喋りっぱなしの乾燥した口では飲み込むまでに時間がかかり…。必ず水分とワンセットで食べることに。
そして飲み込むまで時間がかかるのでお客様がいらしてもすぐに立ち上がれない…!
一口おにぎり、チョコレートなど、パクっと口に放り込める食べ物が便利だと思います。
ちなみに今回は出展日分の朝昼ごはんは前日に夕食を食べた先のコンビニで買っておきました。
東京ビックサイト付近にはコンビニが少ない&売り切れやすい事からも事前準備をおすすめします。
撤収・その後
・撤収 駐車場を縦断するの巻き
ギリギリまで接客をしたかったので撤収を始めたのは18:50と遅めです。
早い方は17時から、徐々に撤収されたブースが増えていきました。
ですが19時までお客様は会場内にいらっしゃって、私のブースにも18:40くらいまでお客様がいました。
車はホテルに置いているので、18:40頃に売り子ちゃんが車を取りに会場を出発。私は壁に貼ったフックが取れないハプニングを乗り越えながら19:30頃にはほぼすべてのものをコンテナBOXにしまっていました。
いくつかのBOXは車にしまっていたので、売り子ちゃんが車到着・コンテナBOXに残りを詰めてサッと帰る散弾です。
ここで売り子ちゃんから電話が。
「駐車場の列がすごくて入っていけない。警備員さんがこれ以上は進まないからここに車置いて歩いたほうがいいよって言われた」とのこと。
彼女は西館4階の搬出口に車を置いて、会場内を歩いて戻ってきてくれました。
2人でコンテナBOXに荷物を入れて、荷車にBOXを重ねて移動することに。
念のため荷車を2つ購入していたのでそれぞれ荷物を運べたのですが、1つしか持っていなかったら往復するところでした。
南館と西館をつなぐ通路から外に出て、搬入用の通路を歩いて移動。
途中段差があったので2人で荷物を持ち上げました。
たまたま荷車が2台あったこと、重ねられるコンテナBOXであったこと。
売り子ちゃんが指示を聞きとりやすいように車の窓を開けていたから警備員さんが声をかけてくれたこと。
が重なり、なんとか20時頃には会場を出れました。
帰りの込み具合、すごかったので車搬入の方は心しておいた方がいいかもしれません…!!
・ホテルの駐車場に入れない?!
有明ベイワシントンホテルは車の出し入れが自由です。宿泊期間中追加料金はかかりません。
ということで、ビックサイトの駐車場は借りず、搬入搬出の度にホテルから車を移動させることにしていました。
撤収して20時頃、ホテルの駐車場に着いたら満車…。
ホテルに連絡をしたところ近隣の駐車場を案内してもらいましたが、
1日2500円。1泊2日計算で5000円かかりました。ションボリ。
早めに撤収してさっさとホテルに戻るか、徒歩で撤収できるように準備するか、5000円を割り切るか。
自分の中のホテル情報が追加されたので次に生かします。
・どこでご飯食べよう…
東京ビックサイト付近、結構お店が少ないです。
車を置いて20時頃にはどこもは入れませんでした。そこまでリサーチしていなかったので、空いているお店を探すことも出来ず。
ゆりかもめで台場まで行き、ダイバーシティ東京で夕食を食べました。
出展が無事できたらオールOK!あとはなんとかなるか~
と考えず、ちゃんと夕食の事までは考えておいた方がいいです。
私たちは出展ハイと言いますか、体は疲れていても心が元気いっぱいだったので移動できましたが…。
(気持ちが元気なおかげでライトアップしたガンダムも見に行っちゃいました。)
・出展ハイ
皆様にお会いできたこと。直接作品の感想をいただけた事がエネルギーになり、ホテルに帰ってからもテンションが落ち着きませんでした。
売り子ちゃんと2人で感想大会を深夜2時までしていました。
そしてベットに入った瞬間から記憶がありません。
翌日は帰るだけだった&車で帰宅のため時間の余裕があった
のですが、人によっては自分が落ち着いて眠れるご準備を…。
細かいアレコレ覚書
・おつり
おつり、何をどれくらい持っていったらいいんだ?!はギリギリまで悩みました。ので、私の場合をご参考までに。
結果としておつりは十分でした。
細かい金額をご用意くださった方も多く、終了後に数えたらそれぞれほぼ枚数変わらず。むしろ若干小銭が増えていた種類もあるくらいでした。
・立ち位置
今回は売り子ちゃんはお会計メイン、はなこまちが解説メインで立ち位置を分けました。
画像左から作品→キット→会計と並んでいます。
私は作品やキット周辺にいて、細かい解説や作品を実際手に取ってご覧いただいたり、ご購入いただいた作品のラッピングをしていました。
売り子ちゃんはお会計ゾーンにいて、刺繍キットの解説をしたり、お会計をしてくれました。
なんとなく、人の流れが左から右へスライドするようにブース位置・立ち位置を決めましたが案外スムーズでした。
・声かけ
遠目からなんとな~くご覧くださる(視界にとらえてくださる)方には優しく「こんにちは~」
ブースで作品をご覧くださる方には、「刺繍されるんですか?」「何かご覧になってきていただいたのですか?」
とお声がけしていました。あくまでもやんわり。
「買ってください!」という雰囲気を前面に押し出すのは嫌だったので、来ていただいた方との交流をメインにしていました。
話のきっかけをこちらから作るのは大切だと感じました。
また、皆さんが「素敵!」「好き!」「可愛い!」とあんまりにも褒めてくださるものですから私も嬉しくなって「嬉しいです!ありがとうございます!」と声に出してお伝えするようにしていたんですが、
ブース全体が良い空気になるというか、プラスな言葉が交わされていてとても嬉しくなりました。
遠目から「刺繍可愛い~」と呟いてくれた方にも、(距離や声の大きさ次第ですが)「ありがとうございます。」「嬉しいです。」とお伝えしていました。
「嬉しい」「ありがとう」というと、なんというか皆さん空気が和らぐというか。あぁ、緊張してきてくださったのかもなと。
自分の方から気持ちを先にお伝えすることで、お話がしやすい雰囲気を作れていたらいいなと思っています。
次出展するなら…
今回初めての対面販売だったこともあり、気合を入れて挑みました。
そして心配症なので車で、在庫もかなり多く持っていきました。
キットに関しては完売したものはありません。
これは逆に何がどれくらい売れたのかを把握するよい機会だなと思っています。
次出展するなら…を考えていたのですが、
①車で移動するなら2ブース借りて大々的に
②新幹線で移動するならコンパクトに
のどちらかを選ぶと思います。
①車で移動するなら2ブース借りて大々的に
今回自分のブースを振り返って思ったのは、物が多い。
ブース練習のときも苦労した点ですが、キット+作品でsブースがいっぱいいっぱいになっていたんです。
「個展みたい」という言葉を何度か頂いたのですが、実際に量的には2日出展分の在庫量。
いっそのこともう少し頑張って個展を開いてみるのもいいかもしれないと思う量でした。
ですが、車移動は搬入・撤収時の混雑などデメリットもあります。駐車場代もそれなりにかかります。
もし次車で移動するならSブースを2つ借りるくらいの規模でないと、ちょっともったいないかも。と思ってしまいました。
Sブースを2つ借りるなら、壁飾りなど作品をゆっくりご覧いただくスペースとキットを選んでいただくスペースと。もっとゆとりを持って楽しんでいただけるな。
という構想はあるので、これもアリです。
②新幹線で移動するならコンパクトに
今回売り子ちゃんの全面サポートのもと2人でデザフェスに挑むからこそ、車で搬入することが可能でした。
もし、1人で出展するなら?
もしくはもっとコンスタントにイベントに出展したいなら?
Sブースに収まるようにコンパクトな出展を検討しなければいけないと感じました。
普段は刺繍キットをminneで販売しているので、コンパクトに出展するなら完成作品+新作のキット1〜2種類くらいの規模感でしょうか。
そうしたら宅配+自分一人での搬入も可能かもしれません。
今回の出展は初めてだったこともあり、出展してみると
「ここもっと工夫できるな」
「ここはもっと肩の力を抜こう」
「ここは省いてもよさそうだ」
がたくさんありました。
次の出展ではきっとまた別の可能性を発見すると思います。
出展はレベル上げをしていくスタイルで
初出展。かなり肩に力が入っていたんだな。と思ったのが周りの反応です。
私のブースの周辺の方はたまたまデザフェス初出展~2回目の方が多かったのですが、皆さんに「本当に初出展ですか…?!」と聞かれました。
お客様にも驚かれました。
ディスプレイを見て、出展経験があるように感じたそうです。
たしかに「初出展です!」という方はレンタルしたテーブルに作品を並べるスタイルが多く、移動もキャリーケースのみ。
私のように壁も借りて、在庫も沢山持って行って、車で搬入!という雰囲気ではなかったです。
そこに良いも悪いもないことを大前提として捉えて欲しいのですが、
コンパクトに出展してだんだんと作りこんでいくのも手だな。と思いました。
今回の出展にはそれなりのお金がかかっています。
お金をかけてよかったなと思うだけの、皆さんからの暖かい言葉と次に活かせる経験を得ることができたので支払った金額に対して落ち込んだりはしていないのですが
これはあくまで結果論です。
お金をかけている分結果が返ってきてほしいと思うのは当然の事。
目標に対するハードルも上がります。
私の出展レポを読んで「出展大変そうだな。」と思ってしまったら、フランクに出展してみるのも大正解です!とお伝えしたいです。
まず最初は出展すること自体を目標にしてみる。
2回目は売り上げも意識してみる。ディスプレイも少し足してみる。
3回目は壁を借りてみようかな。
…とレベル上げのように自分のスタイルを確立していくのもよかったな。と思っています。
アートの祭典なんです、デザインフェスタ。
どのブースも、自分が丹精込めて作り上げた作品を皆さんにお披露目します。
もちろん売れることも大切ですが、ひとつの発表の場として、表現の場として、売るだけではない感動と経験と刺激を得られます。
ずっと勇気が出ず出展を見送ってきたデザフェス。
今回出店できてよかったと、心から思っています。
出展を迷う理由がお金なら、コンパクトにできる範囲で出展してみるのも手です。
出展してよかった!また出展したい!
素直に楽しかった!!
デザフェスは大人の文化祭と誰かが言っていたけれどまさにその通りです。
これだけ大規模に、多くの方がいらしてくれて、様々なジャンルが混在して存在するアートイベントは少ないでしょう。
実は今まで何度かイベント出展を検討した事があったのですが、出展条件が「最終製作品であること」というのが非常に多い。
つまり刺繍キットの販売NGのイベントばかりなのです。
その点デザインフェスタの回答は「オリジナルであれば大丈夫です。」
間口が広いんですね。
自分とは全く系統の異なるアートがたくさんあります。
ものづくりをしている方で、あの空間に心躍らない方はそうそういないのでは?
そして何よりお客様と直接お会いできる貴重な機会でした。
「ずっと直接拝見したかったんです!やっぱりとっても素敵…!」
自分で可愛い、可愛いと思って制作していても時々ふと不安になるときがあります。
本当に可愛いのかな、みんな好きなのかな。
そのたびに購入メッセージなどを拝見して、きっと大丈夫。喜んでくれている方がいる。と気持ちを落ち着けてきました。
そんな活動を続けてきた2年半の漠然とした不安が一気に吹っ飛びました。
自分の作品で誰かを笑顔にできる。こんなに嬉しい事はないですね。
私の制作ペース的に毎回出展は難しいけれど、また新しい作品を持って挑みたい舞台です。
【おまけ】おいくらかかったの?ざっくりだけど公開するよ
みんなが気になる予算と売上。全てを赤裸々に書くことはできませんが、ざっくりまとめました。
ここはすみません、有料にさせてください。
出費
出展費用
ブース代 14000円
レンタル代 19620円(テーブル+背面パネル)
出展者パス追加 800円(1枚)
移動等
高速(軽) 10300円
駐車場 5000円(想定外)
ホテル+駐車場 39000円(2泊3日)
ガソリン 5000円
食事など 14000円(11日夜~13日昼まで3日×2人分)
計107000円くらい
ディスプレイのための費用は3万円くらいでしょうか。
テーブルクロスと有孔ボード以外はだいだい100円ショップです。
ショップカード300枚+アイコンパネル+リーフレットなど印刷物は7000円くらいで用意できました。
(注文したのはラクスルです。)
移動のためのコンテナBOX6コ+荷車は7000円くらい。
(コメリで購入しています。)
ここに制作関係のお金がかかります。
人によりけりすぎるので割愛しますが、デザフェス直前の10月のカード支払い額を見たら15万円くらいありました。ヒエェ…。
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