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観劇っていいな。

観劇は人生に特別な時間をくれる

私は明日海りおさんのファンです。
明日海りおさんは2019年まで宝塚歌劇団花組トップスターとして活動し退団された今は研音に所属して活動中の俳優さんです。

そんな明日海さんは『舞台が生きがいだ』と公言している程に情熱を持って舞台に生き、舞台を愛する方なのです。
最近はTVでも拝見できるようになりましたが、やはり生の明日海さんに逢える(一方的に『観る』のですが、ファンにとっては『お逢いする』ような感覚)機会となる『観劇』は私にとって人生に特別な時間をくれる他では得難い素敵な体験のひとときなのであります。

『観劇』それは『感激』の体験

私は明日海さんのファンになるまでは観劇経験はほぼなく、観劇と聞くと『神々のための高度な趣味』というイメージを抱いていました。

ですが明日海りおさんに出逢ってからというもの観劇は平凡な私にとっても『人生の喜び』となり『感激の体験』を経験できる機会となりました。
雷で撃たれたように今までの価値観が全てひっくり返り明日海さんの舞台は必ず観たい、いや絶対に浴びるのだ!!!と強い意思を持って脚を運ぶ趣味となりました。
観劇がくれるたのしさや感激を改めて振り返ってみたいと思います。

人生は壮大な皿回しである

生活・仕事・家族エトセトラエトセトラ…
人には様々な顔があり、所属があります。
観劇は何ヶ月も前から観たい演目の希望日のチケットをなんとか死守します。
観劇予定を立てながら、もし遠征が必要な場合は同時にお宿も予約します。

そしてチケットをゲットできた者はその日に向けて日常をこなし、健康を維持して元気に劇場に向かい約3時間劇場の椅子に座ります。物語を受け取るという行為それが『観劇』です。
そして目的に向けて同時多発的に全てをうまく進める行為はまるで『人生の皿回し』のようだと私はいつも感じます。

そう、観劇は人生という玉に乗りながら『健康』『家族』『仕事』『お財布』その他にも様々な要素をまわす『人生の皿回し』が上手く行った時に楽しめる夢のひとときなのです!

わくわくが止まらない観劇前夜

人生の皿回しがなんとか上手く行き、無事明日はいよいよ!という観劇前夜。
観劇グッズをかばんに、わくわくを自分の胸に忍ばせて過ごします。
ちょっとパックなんてしてみたりして、少しでも良いコンディション、良い心持ちの自分で在れるように心はるんるんです!


夢の椅子に座って

皿回しで疲れた身体や心をふんわりと包んでくれるのが劇場です。
劇場に入った瞬間のあの特別な空気感。
チケットを握りしめ、チケットを劇場の方に提示して、席に座ります。
劇場によってなんとなく空気が乾燥している気がしたり、匂いや雰囲気が違ったりするのですが、あのなんともいえない高揚感はどの劇場にも共通している特別で非日常的な感情だと思います。

椅子に座り、長時間座るのでお尻のポジションを整え(笑)段々と暗くなり幕が開き、夢に誘われる心地よさを感じながら物語が始まる。
日常から遮断された物語の世界に視界が切り替わり、生身の人間が織りなす素晴らしい表現を浴びるあの瞬間は他では得難い感激の体験と言えます。

観劇は前後もいとたのし

感激の観劇はなんとその前後もいとたのし。
観劇の前後に食べる美味しいものやたのしいおしゃべりには、食事から摂取できる栄養以外にも特別経路で心に染み込む豊かな満足感があると思います。

観劇に感激する時間

私は『舞台』は表現者の方々がご自身の身体と心と表現を数ヶ月間深め続け、観客に物語を届けるために命の時間を用いて表現する場所だと感じています。


そんな生身の人間同士が舞台上と客席にて表現を通して物語を共有する観劇の時間。
また再び表現者の方の心が震え舞台に生きる瞬間を浴びるため、私は今日も人生の皿回しをする。
観劇がもたらす全ての過程、非日常に向けて過ごす日常、その全てが私はとてもすきです。


これを読んでくださったあなたの観劇が、素敵な『感激の観劇』でありますように!

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