湯たんぽで低温やけど! 手術になることも
◆「低温やけど」の原因ナンバーワンは「湯たんぽ」
湯たんぽをして、朝、起きてみると足首がヒリヒリと痛い。
見ると500円玉くらいの赤い斑点があり、水ぶくれになっている。
次の日になっても治らないので病院に行くと「低温やけどです」と言われた。
これが一番多いパターンです。
植皮の手術が必要になるケースもあり、あなどれません。
通常の「やけど」は、熱いお湯や、鍋、ストーブなどにふれてなります。
「低温やけど」は、それほど熱くないのに、長時間接するとなります。
湯たんぽの表面温度は45~50度であり、決して熱くなく、「あったか~い」です。
しかし、何時間も同じところに当たっていると「低温やけど」になるのです。
「低温やけど」の場所は、ほとんどが「足首」です。
足首は筋肉や皮下脂肪が少なく、血液の流れも悪いため、「低温やけど」を起こしやすいのです。
ほとんどの人が専用のカバーで覆っていたり、さらにタオルを巻いているのですが、深い眠りに落ちていたのでしょう。
朝になるまで自覚がありません。
◆レンジでチンの『ゆたぽん』
どうすれば湯たんぽの低温やけどを防ぐことができるのでしょうか。
電子レンジでチンする保温具『ゆたぽん』がおススメです。
湯たんぽは「点」で皮膚に接しますが、『ゆたぽん』はジェル状で柔らかく、「面」で接するため、「低温やけど」になりにくいのです。
小さいお子さんや高齢者でも、安心して使えるのではないでしょうか。