アルミ缶、アルミ鍋、アルミホイルも積もれば認知症になる
◆加齢と共に歩く速度も、しゃべる速度も遅くなる
老化と共に、足腰の筋肉が弱くなり、歩く速度が遅くなります。
「歩く速度」は「体力の指標」となっています。
同じように、老化と共に、しゃべる速度が遅くなります。
病院を受診する患者さんはまず、病気の症状を話されます。
若い人は、話がまとまっていて、話すスピードも早いです。
「1週間前から、顔にぶつぶつがでてきました。
昨日から急に増えてきました。痒みはありません。」
一方、お歳を召された方は、話が長いです。
「あの…、1週間前からだったかな~。顔にね、えー、なんかぶつっとしたものがね、まあ、なんというかな~、ちょうど、たとえると、湿疹というんですかね。まあ、私は専門ではないので分かりませんが~。それがね、昨日からね、いや、一昨日だったかな~。いや、孫を保育園にむかいに行った日だから、昨日だ。そのときにね、急にわーっ増えてきたんですよ。なんやこれっと思いましてね・・・・」
と、こんな感じで、若者の2~3倍の時間がかかります。
筋力が低下すると、歩いて目的地に着くのに時間がかかるように、
脳の働きが衰えると、言いたいことを言い終わるまで時間がかかります。
◆若い人と話をすると、自分の遅さが露呈する
他人ごとではありません。
私も、同じことを繰り返したり、何を言いたかったのか
分からなくなったりすることがあります。
若い人と話をしていると、自分の頭の回転の遅さが明らかになります。
相手がイラついたり、反対に気を使って待ってくれたりするのを感じます。
パソコンやスマホも、買った時はサクサク動いていたのに、
年月と共に反応が遅くなります。
ちょうどそのように、脳も加齢により、頭の回転や反応速度が遅くなるのです。
◆アルミ缶、アルミ鍋、アルミホイルを減らそう
アルミの脳への沈着とアルツハイマー型認知症が関連があると言われています。
アルミ缶の飲み物、アルミ鍋やアルミホイル。
これらから溶け出したアルミも、決して無視できません。
「塵も積もれば山となる」
アルミも脳に積もれば認知症になる。
アルミ缶の飲み物、アルミ鍋やアルミホイルは、なるべく減らしましょう。