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介護の強い味方「亜鉛」

亜鉛で床ずれ、おむつかぶれ、皮むけが劇的に治る!

「劇的に効く」は、うさんくさいフレーズの代表です。
しかし、皮膚潰瘍が亜鉛で治ることに関しては、「劇的」と言っても言い過ぎではないように感じます。

皮膚潰瘍とは、肌の表面の皮がむけて赤くなっている状態をいいます。
介護が必要な人には、床ずれ、おむつかぶれ、皮むけなど、さまざまな皮膚トラブルが生じます。

そんな皮膚トラブルに、皮膚科医は、あの手この手で治療するのですが、なかなか治らないことがあります。

傷ついた皮膚を修復するのに亜鉛が使われますが、お年寄りの多くは亜鉛が不足しているため、皮膚潰瘍が治りにくいのでしょう。
そんな人に亜鉛を摂取してもらうと劇的に治ることがあります。

水ぶくれや皮むけを繰り返しているお年寄りは、ココア(亜鉛の含有が多い)を飲むようになってから、皮膚トラブルが激減しました。

口の横が赤くただれて、何をぬっても治らなかった人が、亜鉛を飲んだら3日で治りました。

何カ月ものあいだ治らなかった、ふくらはぎの大きな皮膚潰瘍が、亜鉛を飲むようになったら3週間で治ってしまいました。

「介護の皮膚トラブルには亜鉛が効く」というより、「亜鉛を摂らなければ皮膚トラブルは治らない」と実感する今日この頃です。

◆亜鉛をたくさん含む食べ物◆
かき、ウナギ、イカ、タコ、カニ、ホタテ、小魚、いんげん豆、大豆、レバー、青色野菜、ナッツ、肉、ライ麦パン




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