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「ゆる靴下」と「ゆるパンツ」で、ストレスを減らそう

◆強くなったゴム

靴下が足を強くしめつけませんか。
昔と比べて、最近はゴムの力が強くなったと感じます。

昔は、数回洗濯すると、伸びてゆるゆるになりましたが、
性能がアップしたのか、何度洗ってもしめつけます。

パンツのゴムも同様です。
しめつけが強いと、どうなるのでしょうか。

◆血液とリンパの流れ

心臓から押し出された血液は、動脈で足先まで運ばれ、
静脈を通って心臓に返ります。
足先へは、重力を利用してストンと落ちてゆきますが、
心臓に返る時が大変です。
重力に逆らって登らなければなりません。
心臓は、血液を押し出すことはできても、引っ張り上げる力はありません。

そんな中、足首をしめつけたら、たまったものではありません。
血液とリンパ液はが足首でとどこおり、足がむくんでしまいます。
若い人でも、夕方に足がむくむ人がいます。
高齢者は、心臓の力が弱いため、足がむくみやすいのはなおさらです。

◆ゆる靴下

靴下は、足首がゆる~いものがおススメです。
最近は、足首にゴムのついていない「ゆる靴下」も出回っています。
伸びてゆるくなったのと異なり、ゆるくても不思議とずり落ちません。

しめつけない 楽々ソックス

◆ゆるパンツ

同じ理由で、パンツも「ゆるパンツ」がいいでしょう。
ウエストをしめつけると、血液とリンパの流れが、
腰で途絶してしまいます。
お腹の圧迫は腸をしめつけることになり、胃腸の動きを妨げてしまいます。

パンツは、ひとサイズ大きいものがよいのではないでしょうか。
パンツのゴムの力が強いため、ひとサイズ大きくてもずり落ちません。

◆圧迫ストレス

圧迫は、自覚はなくとも体にストレスを与えています。
交感神経のスイッチが入り、リラックスができません。

パジャマのズボンは、特にゆるゆるがよいでしょう。
寝ている間、足に溜まった老廃物は心臓に運ばれるため、
ズボンの圧迫で、それを妨げないようにしましょう。

また、お腹の圧迫は、睡眠を浅くするに違いありません。
ゆるパンツ、ゆるズボンで、熟睡しましょう。

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