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爪がくい込んで痛いときのテーピング
◆陥入爪とは
足の親指の爪がくい込んで、痛くなったことはありませんか。
陥入爪かもしれません。
陥入爪は主に足の親指になります。
爪を切るとき、角を深爪すると、
切りこんだ爪が皮膚にくい込み痛くなることがあります。
爪が伸びると痛いので、なおさら切るようになります。
この悪循環で、陥入爪はひどくなっていきます。
◆9割が治るテーピング
陥入爪の9割が治るという最強の治療法があります。
伸縮テープによるテーピングです。
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用意するものは、幅25mm、または幅38mmの伸縮テープです。
幅38mmのテープならば、縦に切って幅19mmにして使用します。
長さ8cmと3㎝に切ったものを使います。
テーピングの目的は、くい込んでる爪と周囲の皮膚を開き、爪がくい込まないようにすることです。
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①入浴後にテーピングをします。
くい込んだ爪の外側の皮膚に、長さ8cmのテープを貼り、
皮膚と爪の間が開くようにテープを引っ張ります。
このとき、始めのテープのところを押さえて巻くと、
テープがはがれません。
②らせんを描くようにテープを下方に巻いて止めます。
③このままだとテープがはがれやすいので、長さ3㎝のテープを、
テーピングの始めの部分の上に貼ってでき上りです。
1日1回、テーピングを繰り返してください。
1週間しても改善しない場合は、皮膚科を受診しましょう。