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やけどをしたら、流水で冷やす? すぐ病院?
冬は暖房器具による「やけど」が増えます。
小さいお子さんが、おばあちゃんの家の石油ストーブに手をついた!
アチチッ。そんなパターンが多いです。
近年、石油ストーブは珍しいため、まさか天板が熱いとは、お子さんも思ってなかったでしょう。
やけどをしたら、水道の流水で冷やすとよいと言われています。
実際、冷やしていると、
「どれくらい冷やせばいいのだろうか」
「早く病院に連れて行ったほうがいいのでは」
という疑問が湧いてきます。
「流水で冷やす」と「病院」、どっちを優先すべきでしょうか。
答えは、「流水で冷やす」を優先してください。
冷やすことによって「やけど」が深くなるのを防ぎ、
痛みを和らげることができるからです。
やけどの熱により皮膚と神経が変性し、それが奥へと広がっていきます。
冷やすことでそれを食い止めることができるのです。
Q.どれくらい冷やせばいいの?
目安は15~30分です。
冷やすのをやめて痛くなかったら、それ以上冷やす必要はありません。
Q.流水よりも氷の方が効果的?
流水のほうが安全です。
氷は冷やしすぎるかもしれません。
小児やお年寄りは、冷やしすぎると低体温になることがあります。
Q.病院に行く目安は?
卵の大きさよりも大きなやけど、または、
水ぶくれになったやけどは病院に行ったほうが無難です。
まず、流水で30分冷やして、保冷剤をタオルで巻いたもので
冷やしながら病院に行きましょう。
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