家族が水虫かも? そんなときは靴下をはこう
◆どこで水虫になったの?
医師「水虫です」
患者「どうして水虫になったんですか?」
医師「銭湯や温泉、プールに行きませんか」
患者「そんなところ行きません。どこでうつったのですか?」
診察室の「あるある」です。
どこで水虫をもらってきたのでしょうか。
答えは、家で貰ったのです。
◆水虫の人の特徴は、家族に水虫の人がいる
水虫は、1人暮らしより2人暮らしの人に多く、
2人暮らしより3人、
家族が多いほど水虫になりやすい傾向があります。
水虫は大人に多く、子どもは滅多になりません。
大人でも高齢者ほど多いと言われています。
水虫の人が裸足で歩いた畳や床には、水虫菌が3カ月は生き続けています。
家族で1人、水虫の人がいると、
他の家族にうつしてしまう可能性が高くなります。
◆足ふきマットは別にし、家では靴下を履く
奥さんが水虫の場合、旦那さんもなっている可能性が高いです。
自分だけ治療しても、またもらってしまうかもしれません。
旦那さんに病院に行ってもらおうにも、
忙しくて行けないこともあるでしょう。
また、おじいちゃん、おばあちゃんが水虫っぽい場合、
「病院に行って」は言いにくいでしょう。
「かゆくないから水虫じゃない」と言われたら、返す言葉がありません。
こんな場合はどうすればよいでしょうか。
お風呂の足ふきマットの上にタオルを敷いて、足をふきましょう。
そのまま自分専用のスリッパを履き、足が乾いたら靴下を履きましょう。
室内はなるべく靴下で過ごしましょう。
たとえ足に水虫菌が付いたとしても、
24時間以内に足を洗えば大丈夫です。
洗濯物は別々にする必要はありません。
洗濯機で水虫はうつりません。
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