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高齢者や膝関節を痛めている人は「空気イス」スクワット
◆関節は鍛錬できない
「筋肉は何歳になっても鍛えることができる」
と言われますが、関節はそうはいきません。
関節は骨と骨の接続する部分ですが、骨の端は軟骨になっています。
軟骨は鍛えることができず、強い力が加わると軟骨が削れてしまいます。
また、骨と骨は「じん帯」という強い繊維でつながっていますが、
「じん帯」も鍛錬することができません。
40歳を過ぎると軟骨やじん帯が劣化してくるため、
無理な筋トレをすると痛めてしまいます。
痛めやすい関節の1つが膝の関節です。
スクワットは膝の関節に負荷がかかります。
どんなことに、気をつければよいのでしょうか。
膝関節を痛めている人は、スクワットができないのでしょうか。
◆等尺性運動
関節を痛めない運動が「等尺性運動」です。
等尺とは、「筋肉の長さが等しい」という意味であり、
等尺性運動とは、関節を動かさない運動をいいます。
スクワットでいえば、膝の関節を動かさないのが等尺性運動です。
関節を動かさず、どのようにスクワットをするのでしょうか。
◆空気イス
学生時代、運動部の部活の罰ゲームで「空気イス」をしたことはありませんか。
「空気イス」とは、イスに座った格好で、何分間か止まっている筋トレのことです。
膝の関節を動かさないので、関節にやさしい筋トレと言えるでしょう。
ゆっくり10数えて1セットであり、これを3セットやりましょう。
高齢者や膝関節を痛めている人におススメです。
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