見出し画像

テルミィーのお花だより💐秋のリターンズ〜秋の七草

“お天気屋”ファンのみなさ〜ん、お元気ですか?
おひさしぶりの女子社員、テルミィーです!

長かった残暑もやっと終わり…。
“お天気学園”教師と“お天気屋”サービススタッフ”の二刀流で、
がんばっテル、テルボー先輩から“秋の七草について教えて”
とのリクエストをいただいたので、おこたえしま〜す。

「まえに“お花だより”のコラムを担当してた、
テルミィーならくわしいよネ。
“春の七草”みたいに“秋の七草”もおかゆで食べるの?」

残念ですが、テルボー先輩…。
“秋の七草”は、美しい花を愛でるので、
“おかゆ”にしては食べません!

ずっと昔の奈良時代…有名な歌人の山上憶良(やまのうえのおくら)
という人が“万葉集”の和歌で詠んだのが、はじまりとされてます。

『秋の野に咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
 「萩の花 尾花(おばな)葛花 なでしこの花
  女郎花(おみなえし)  また藤袴(ふじばかま)  朝貌(あさがお)の花」』

さいごに出ている“あさがお”は奈良時代には、
現在のラッパみたいなお花の“あさがお”は、
日本にまだ伝わってなかったので“桔梗(ききょう)”の花のこと
だと言われてます。ちなみに尾花(おばな)もススキのことだそう。

「フウ〜ン、ヤマノウエノオクラって野菜みたいな
名まえの人だネー」
ウフフッ…テルボー先輩は、どうしても食べもののお話に、
なってしまいますネ!
“秋の七草”のなかでは、“クズ”の根からクズ粉が作られて、
和菓子の材料になってますが…。

また、覚えかたにはいろいろ言葉あそびのようなのが、
あるみたいですが、私=テルミィーは、草花の頭の文字
「【オ】ミナエシ、【ス】スキ、【キ】キョウ、【ナ】デシコ、
 【フ】ジバカマ、【ク】ズ、【ハ】ギ」で覚えています!
ちなみに、私はピンクがスキ♡なので“ナデシコ”色の服がお気に入り
…です!女子サッカー日本代表の愛称でも、おなじみですネ!

ずうっと昔の人が和歌に詠んだ、草花たちが、
現代にも伝わっテルなんて、なんだか歴史ロマンを感じてしまう
…テルミィーと…テルボーでした!

自然の葛は少ないので、今ではクズ粉は高価で貴重!

いいなと思ったら応援しよう!

野乃花いちりん
自然と歴史の勉強につかわせていただきます。決して、飲み代宴会代にはいたしません byお天気屋