心が逆らえない現実
こんにちは!
結局、1週間経ってしまいました。すみません...
前回あれだけ、前向きにフランスでまだまだ頑張ると言っていました。
しかし、29日(日)に帰国しました...
色々と急転直下すぎて、ブログを更新できるほど心に余裕がありませんでした...
もちろん誰にも先が分からないわけで、結果論でしか、何かを言えない決断だと思います。
苦渋の決断でしたが、今現在僕ができる最高の決断です。
ただ本音を言えば帰りたくなかったです...
やるせない気持ちがあります...
まだまだやりたかったことが沢山あります...
ただ様々なリスクを考えるとこの選択になりました...
帰国を決めたのは、水曜日の夕方でした。それまでは帰りたくなかっただけで、頭の片隅にはずっと「帰国」の文字はありました。
帰った方がいいとは頭では分かっていました...
正直、ただの意地で残ろうとしていました...
何としでも残りたかった...
ただ、状況は毎日悪くなっていくばかりでした...
実際、今の生活は勉強には集中できますが、ずっと部屋にこもっているだけで、フランスにいる意味はほぼなく、日本にいるのとあまり変わりませんでした。
また、僕が住んでいたのは学生寮のため、クラスターの危険性もありました。
状況が回復すれば、別でしたが、やはり夢物語でした。
僕が退去する日までコロナウイルスに感染した人がいるという報告はありませんでしたが、時間の問題ではないのかなと思いました。
また医療機関はパニックに陥っている状態です。僕は若いので、感染しても死なない可能性の方が高いですが、仮にこのまま状況がさらに悪化し、外国人である僕が感染した場合、後回しにされ、危険な状態に陥る可能性も否定できないと思いました。正直信頼できないです。
帰国が決まってから、28日(土)の寮の退去まで2日間しか身作りをする時間はありませんでした。
実際のところ、部屋に物が少なく、荷物も少ない自分の部屋はわりとすぐに片付きました。
ただ、心は散らかりっぱなしで、ストレスでお土産など買ったりしていられるほど、心の余裕はありませんでした。
その影響もあってか、いつもはのび太くんのようにすぐ寝られる自分が、ガラガラの飛行機でシートを3つも使ったのにも関わらず、2時間くらいしか寝ることができませんでした。
それほどショックを受けている自分がいました...
ただこの経験を糧に今を生きていくしかありません!
これも1つの自分が強くなるための経験だと思って、歯を食いしばり、頑張っていきたいと思っています!
早ければ、8月末に戻りたいですが、あくまでただの希望です...
現実問題、この問題は長期化する可能性の方が高いかなと感じています...
ただ、僕は必ずまたフランスに戻ってきます!
まだまだこんなところで終われません!そのために日本で出来る最大限の準備をしたいと思っています!
極端な話ですが、仮にこれがすぐに終息して、馬鹿な決断をしたなっていう結末になってもいい。
むしろこの帰国がいい意味で、悪い方に転んでほしいです。
とにかく1日でも早く終息し、元の生活が送れるようになることを願うばかりです。
1人でも多くの方の命が救われますように!
今日はここまでです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
メッセージ、感想などあれば何でもいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!
次回は、帰国した際のことを詳しく書いていきたいと思います。
花井俊介