3人目の正直!〜コロナ禍で仕方なく歩いたが楽しくなり過ぎた話〜
3回目のマタニティライフ。
1人目は、直前までフルで働いていました。
2人目は、ちょうど仕事を辞めたタイミングだったので、上の子が2歳から3歳になるイヤイヤ後期を毎日一緒に過ごしました。
3人目は、週3日の勤務。残り2日は、上の子たちが学校と幼稚園でいない!
さてさて、何をしようかなぁ〜🎶
●遠出で美味しいランチを食べに行く
●映画をたくさん観る
●小観光をする
●マタニティヨガ
●マタニティスイミング
●マタニティフォト(今更要らないか)
●マタニティペインティング(友だちが描いてくれる)
etc…
なんたらことも、できたはずだったのに…
コロナ禍で突然の息子の小学校休校。
幼稚園自粛。
3月が丸々春休みになり、世の中はステイホームへ。
自粛生活が始まったのでした。
運動もままならず、食べることぐらいしか楽しみがない状況に…
そして、この状況がまさか、5月まで続くとは思ってもみませんでした。
我が家は夕方の空いている時間帯を選んで、1日1回遊び(運動)にでかけることが、唯一の日課でした。
我が家が選んだのは、里山の斜面を利用した、だだっ広い野っ原。遊具などもない広場のため、ほとんど人が居ない、まさに穴場。
キャンプ用のベンチを持ち込み、2人の息子と主人が遊んでいるのを、優雅に眺めていた私。
妊婦だもの、仕方ないのよ〜
と、ばかりに座って、のさばっていると…
春だから?毛虫がゾロゾロ大行進。
びっくりして立ち上がり、払いのけて場所移動。
しかし、またもや1匹、2匹…しまいには、私の足に登ってきて…
ぎゃーーーーーー‼️
そんな木じゃないから、私の足!
誰のおもしべし?
動けってことなのかな…
仕方ないので、それからというもの、野っ原をぐるぐる歩き回ることにしました。
里山の自然に囲まれた広場には、虫がいっぱい❗️可愛い草花もたくさん咲いているし、鳥は鳴くし、傾き始めた太陽は強い光を届けてくれ、なんだか胸が熱くなる。
ナニコレ〜楽しいじゃん‼️
既にお腹が出始めて小太りの私は、お腹をスリスリ
来てくれて、ありがとね〜
と、心の中でお腹に話しかけながら、広場の緩やかな斜面をのぼったりおりたり、ウロウロするのが楽しみに!
広場の上の方のちょうど真ん中辺りに、大きな木があって、その木を回り込むように折り返すと、ポッと1箇所、スポットライトのように光が差し込む場所があり、思わずそこで…
ヨガのポーズ
戦士のポーズ2番❗️
2番が好きなんです。
ただ歩くよりも、途中で自分なりのスポットを見つけては、
ちょこっとヨガ
を、するのがマイブームになりました。
最初は少し寒かった広場にも春が訪れ、沢山いた毛虫が大量に蛾になって群れをなして飛んでいたり、黄色いタンポポの絨毯が綿毛になって浮き上がったり、季節のうつろいをそこそこらじゅうに感じ、
神秘的でした。
私はと言えば…
そこに降り立った舞姫ばりに、草むらをずんずか歩いて、立ち止まってはポージング。素敵かどうかは気にすることなく、
自由だ!
だんだん自分なりの決まりが出来始め、広場を一周する間(15分ぐらい)に、ヨガで教えてもらったある動きを、途中途中のスポットでしなければ気が済まない事態に…
ある動きとは…
ランジのように足を上下に広げ、重心を低くするのに合わせて、両腕を大きくまわすというもの。気分は火の鳥。火の鳥と呼ぶとしよう!
火の鳥は、体幹が弱いと身体がグラグラし、最初は安定しないので10回でもかなり負荷がかかります。
もはや義務のように、左右足を替えて10回を10セットずつ、合計20セット。火の鳥を200回舞うまでやめられないことになっていました。
火の鳥は、全身の筋肉を使う舞いなので、歩いている途中で取り入れると、じわりと汗をかきます。
妊婦で走ったりできず、歩くだけじゃだけでは物足りない方には、
火の鳥をオススメします!
(*体調が安定しており、医師に運動の許可をえている方限定)
妊婦中の運動は、
●転ぶ心配のないもの
●しっかりと呼吸ができるもの
(息があがらないもの)
が、良いらしく、
適度な運動をすることで、
●全身の血行が良くなる
●肩こり腰痛、便秘などのマイナートラブル解消
になるそうです。
1人目の時は、
まわりから「大事にね」「安静にね」と言われるがままにしていたら、肩こり、腰痛、便秘、足をつるなど、ありとあらゆるマイナートラブルに悩まされました。
2人目の時は、
上の子と遊んでいるのが運動でしょ⁈と、自分を納得させていましたが、そんなに長い距離や時間を歩くわけでもなく、ちょこっと歩いては止まり、見守る、抱く、かがむ…やはり肩こり腰痛に悩まされました。
3人目こそは!
出産に向けて体幹を鍛えたり、呼吸法を身につけるなど、自分に合ったものを見つけることができました。遊び歩いていたら、見つけられなかったかも…自粛中で活動が制限されていたのが、逆に良かったのかもしれません。
3月から6月までの自粛期間、晴れた日は、ほぼ毎日、ラジオ体操なら、全出席で花丸ハンコを押されるレベルでここに通いました。
適度な運動はストレス解消にもなるし、自分にピッタリのものを、
無理なく楽しく!
これ大事。
こんな時だからこそ、最初はちょっと動きたくないなとか、運動嫌いなんだよなと思ってる人も、好きな場所とか、好きな時間帯とか、そこに行くのがワクワクするような何かを見つけて、(ご褒美のちょこっとオヤツを持参するとか)
コロナ禍のマタニティライフ乗り切りましょ‼️