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香りが脳を支配する

昨日「潜在意識アロマ」の出版記念セミナーに参加した。
改めて本を読み直したので、感想を書いてみる。

引き寄せの法則というものがあるけれど、「頭」で考えること、願うことでも、なかなか「行動」できないことがある。
ポジティブには「金メッキポジティブ」と「純金ポジティブ」の2種類があって、その「違い」は、行動できるかどうかで見分けることができる。
行動を止めるネガティブは、無意識に発動している。
「頭(顕在意識)」でなんとかねじ伏せることは難しいので、「いい気分♪」を自分で作ることはなかなか難しいことなのだ。
ところが、この「いい気分♪」を簡単に作り出せるパワーがあるのが「香り」なのである。

ではなぜ「香り」にはそんなパワーがあるのだろうか。
それは、五感の中でも「嗅覚」だけは、本能を司る「大脳辺縁系」に直結しているからなのだ。そして、大脳辺縁系とは、記憶を司る「海馬」や快不快を瞬時に判断する「扁桃体」も含んでいる。
だから、「香り」は0.2秒以下で脳に反応を引き起こす。「いい気分♪」つまりは「快」を本能が瞬時に判断するのだ。
体調とか気分によっても「快」が変わるので、ある程度固有の好みもあるけれど、その時「快」を感じる香りこそが、今必要としているものってことが、ちゃんとわかるのだ。すごいすごいすごい。

ちなみに、「嗅覚」以外の「視覚・聴覚・味覚・触覚」は、大脳新皮質(理性の脳)から入って、その後脳の中心に届く。嗅覚とは逆のルートになっている。

「頭」で「こうなりたい」と思い描くよりも、まずは良い香りで「いい気分♪」になることで、感情、波動を整えた状態を作り出してから、「こうなりたい」を思い描いた方が、行動できるようになるっていう仕組みになっている。なんとも素晴らしい。

さらに、すごいすごいと思ったのが、ここで言う「潜在意識」が「個人的無意識」だけでなく「集合的無意識」まで含んでいるということだ。
これは考え方が分かれる所かもしれないけれど、私には納得感があった。
古代から香りは、神をまつる行事で薫香したり、悪霊や邪気祓い、病気を癒すなどの目的で使われてきている。
古今東西、世界中で、神に祈りを届けるツールとして使われてきているのは、根源的、本質的、本能的に知っていることだからなのじゃないかなと思う。

理屈はともかく、この香り好きだなって香りを嗅ぐと気分はあがる。
それだけで、気分良く生活できるというメリットを享受できる。
そこにワクワクする未来を手に入れることまでプラスできるなら、使わない手はない。
欲望の塊となって、あれもこれもと妄想が広がっていく。

とはいえ、まずは自分を受け入れ愛する力、「自愛力」をコツコツ高めていこうと思う。

今日は本の感想をまとめて、こうして書くことができた。えらいな自分。
鏡に向かって、「私は私の味方だよ」とニコッとする。まだまだ恥ずかしいけれど、これもコツコツ続けてみよう。

これからますます「いい感じ」の波動を放っていくので、共鳴する皆さま、どんどん引き寄せられて来てくださいね。

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