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健診の結果は『紙返送』? 『web返送』?

こんにちは!宮沢です。

秋健診が始まり、健診施設ではバタバタな日々が続いているかと思います。
特に郵送業務においては、送付先ミスが生じないよう細心の注意を払う必要があります。

煩雑な郵送業務を削減できる秘策はご存じでしょうか?
解決策の一つとして「web上で健診結果を返送する」があります。
今回は、紙ではなく「web」で健診結果を送付・閲覧できることのメリットなどをお伝えしていきます。

健診結果の返送について

健診実施後は、各検査結果やDrコメント入力をして結果報告書を作成するのが一般的です。
そして返送方法は大きく以下の3つになります。

  • 受診者に取りに来てもらう

  • 受診者の住所へ郵送する

  • 企業へ一括で返送する

ほとんどの健診施設が、「受診者の住所へ郵送する」を実施しているのではないでしょうか?

健診施設側の郵送作業

前述した「健診結果を受診者の住所へ郵送する」作業では、受診数が多ければ多いほど作業が煩雑になりミスが生じやすくなってきます。
実際に健診機関において”誤送付”の実例が多く挙がっており、個人情報の流出など様々な問題に発展してきてしまいます。

web結果参照のメリット

受診者の携帯端末で健診結果を閲覧できることは、様々なメリットがあります。

郵送作業・郵送コストの削減・郵送ミスの低減

一番大きなメリットとして、「郵送作業・郵送コストの削減」です。
web上での返送をすることで、
受診者毎に封入作業を行う時間的/人的コストが削減され、また切手や封筒の利用頻度が減ることで郵送コストも削減されます。

例えば、受診者数が年間35,000人の健診施設であれば”約10,000,000円”のコスト削減をすることができます。
*郵送コスト2件312円(2件:事前郵送・事後郵送)と仮定

健診結果の過去比較

受診者が前回別の施設で健診を実施した場合、受診者自身が健診結果を持参しない限り過去検査結果の確認することは困難です。
そうすると、検査の値が良くなっているのか悪くなっているのか比較が出来ずに正確な診断が行えません。
web健診結果を活用することで過去結果を蓄積することが可能であるため、すぐに確認することができます。

また受診者自身も過去〜現在までの結果を携帯で保管・確認できるため紙で結果を保管する手間が無くなり、普段かかっている病院の医師に結果を共有することもできます。

まとめ

健診結果は紙で返すことが多いですが、昨今はペーパーレス化やSDGsの観点からweb結果返送が徐々に始まってきています。
健診施設・受診者ともにメリットがあるため、ミニマムから開始するだけでも効果を享受することが出来ます。


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