宮沢 絵美

株式会社ALTURA〜医療×IT〜 <保有資格>理学療法士、ITパスポート 医療に関連する様々な情報を投稿していきます! マガジンでは、さらに多くの情報が集まっています。是非ご一読ください(^ ^)

宮沢 絵美

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最近の記事

従業員の健康意識を上げるためには。

こんにちは!宮沢です。 2022年も残り2ヶ月となり、少しずつ寒さも感じる季節となりました。 今回は、企業において従業員の健康意識をあげるための効果的な取り組みについてお伝えしていきます。 従業員の健康意識課題法定において企業が従業員に健康診断を受けさせることが義務付けられており、企業健康診断の目的は以下の3つとされています。 これらの目的は健康診断の実施のみならず、保健指導などの事後措置が行われることで達成となります。 しかし、従業員本人に健康改善の意識がなければ指導の

    • 医療機関に求められる『新たな変革』

      こんにちは!宮沢です。 前回は、適切なヘルスケアを提供・授与するために必要な情報についてお伝えしました。 今後、医療機関でのデータ連携(情報連携)がスムーズになり、さらに個人へデータが帰属する時代へと変革していきます。 そのような世へシフトしていっている中、日本の実態はどうなっているのでしょうか? 今回は、厚生労働省が実際に取り組んでいる『データヘルスの改革プラン』についてお伝えしていきます。 データヘルスの集中変革厚生労働省は、データヘルスを加速させていくために3つの

      • ヘルスケアの提供には、医療健康情報の連携が必要不可欠!

        こんにちは!宮沢です。 近年”ヘルスケア”という言葉を耳にすることが多くなってきました。 ヘルス(=健康)の維持は生活の基本であり、特に生活習慣病の割合が増加傾向にある現代では、医療・介護をはじめとするヘルスケア分野が果たす役割は重要となります。 今回は、現代にも将来にも必要な「ヘルスケア」についてお伝えしていきます。 ヘルスケアが果たす役割一般的に使われるようになってきた”ヘルスケア”ですが、言葉の定義として日本ヘルスケア学会が以下のように定めています。 ”各産業が

        • 令和4年度診療報酬改定で脚光を浴びる『HL7 FHIR』とは?

          こんにちは!宮沢です。 ”ヘルスケアの未来を変える”と言われている『HL7 FHIR』。実は医療機関において今後必要となってくる概念となります。 今回は、HL7 FHIRの概要からメリットまで説明をしていきます。 HL7 FHIRとは読み方は、"エイチエルセブン ファイアー" 。 HL7 FHIRを完結な言葉で表すと『医療情報国際標準規格』と言います。 HL7とは HL7は、『Health Level 7』の略であり、医療情報のあらゆるデータの送受信を標準化する(した

          デジタル化を進め”面倒くさくない日本に”

          こんにちは!宮沢です。 先日、河野太郎デジタル大臣が会見にて『紙の健康保険証の原則廃止』について述べていたニュースを見た方はいますでしょうか? 国を挙げて進んできている紙使用の廃止やDX化。 なぜ、急速に取り組みが始まってきているのか。 今回は、それらの狙いやメリットなどをお伝えしていきます。 DX化が遅れている日本最近よく耳にすることが多い”DX”。実は世界的には広く一般的に使われている用語です。 スイスのIMDが2020年に行なった「世界デジタルランキング2020

          デジタル化を進め”面倒くさくない日本に”

          ”根強い未受診者”の心理に迫る!

          こんにちは!宮沢です。 今回は健診を受けていない”未受診者”に焦点を当て、 受診勧奨を促すアプローチ方についてお伝えしていきます。 受診者の行動変容受診行動に影響を与える要因は、3つあります。 1.意識の向上(疾病や健診の意義等の理解) 2.障害の除去(費用、時間、交通手段など) 3.きっかけの提供(個別勧奨) 以上3つを意識した取り組みを行うこと、受診者の行動変容を促し、結果受診率を上げることができます。 無関心層へのアプローチ 行動変容の段階で多いのが、「無関

          ”根強い未受診者”の心理に迫る!

          医療情報連携ネットワーク(EHR)について

          こんにちは!宮沢です。 超高齢社会に突入した日本では、医療費や介護費などの社会保障費の増大など問題視されています。 その中で総務省では、医療費・介護費の増大や医療資源の顕在化といった課題を解決するためにICT化を進め、相互連携を強化した取り組みを目指しています。 今回は、医療を最適化するために必要となってくるICT化に関連する情報をお伝えしていきます。 医療のICT化近年、様々な分野でICT化(DX化)が進んでいます。 医療介護業界においてもICT化の恩恵を受ける例は多

          医療情報連携ネットワーク(EHR)について

          人間ドック・健康診断の売上upには〇〇が必要!

          こんにちは!宮沢です。 今回は、人間ドックや健康診断の売上upに必要なことについてお伝えしていきます。 売上upには集客が必要健診の売上upのための施策として”集客活動”が挙げられます。 そして集客が必須な理由として以下の3つがあります。 今後集客に力を入れない健康診断は、苦しい状況となることが予想されます。 定期健診の存在 日本においては、労働者への定期健康診断が義務化されています。 そのため会社からの指示で行っている健康診断以外は受けなくても大丈夫と認識してしま

          人間ドック・健康診断の売上upには〇〇が必要!

          健診の結果は『紙返送』? 『web返送』?

          こんにちは!宮沢です。 秋健診が始まり、健診施設ではバタバタな日々が続いているかと思います。 特に郵送業務においては、送付先ミスが生じないよう細心の注意を払う必要があります。 煩雑な郵送業務を削減できる秘策はご存じでしょうか? 解決策の一つとして「web上で健診結果を返送する」があります。 今回は、紙ではなく「web」で健診結果を送付・閲覧できることのメリットなどをお伝えしていきます。 健診結果の返送について健診実施後は、各検査結果やDrコメント入力をして結果報告書を作

          健診の結果は『紙返送』? 『web返送』?

          業務効率化を実現できた!その後は、、、

          こんにちは!宮沢です。 前回は、健診システムについての記事でした。 健診業務を効率化することで、従業員の負担が減るだけに留まらず 本来行うべき(行った方がいい)業務へ時間を割くことができます。 そこで今回は、健診業務を効率化したのちに行うべきことをお伝えしていきます。 健康課題を『見える化』年齢・職業・生活習慣などによって健康課題は異なります。 それらを健診結果・医療レセプト等を用いて、どのような集団が特定の疾患(人工透析や脳卒中など)になりやすいのかを特定することで 実

          業務効率化を実現できた!その後は、、、

          健診システムとは? メリットは?

          こんにちは!宮沢です。 今回は医療・健診施設向けの健康診断システムについて説明していきます。 システムを使うメリットや、効果的な利用方法などをお伝えできればと思います。 医療・健診施設向けの健康診断システムとは健康診断システム(健診システム)とは、医療機関や健診センターで行われる”健康診断””人間ドック”などの業務を効率化するために利用するシステムです。 診察業務・検査など直接患者と関わるような業務はもとより、予約〜受付、会計・請求書作成など健診業務における各工程をサポ

          健診システムとは? メリットは?

          健康診断の代行会社の活用メリット

          企業の健康診断業務を担当されている方必見! 毎年ある職員の健康診断。通常業務に加えて、健診時期はさらに業務が重なり多忙かと思います。 そこで活用できるのが『健診代行会社』。 何をしてくれるの?メリットは?などお伝えしていきます。 企業健診業務は負担が多い 近年、代行会社を利用した健康診断関連の業務外注ニーズが高まってきています。その要因として企業健診に関連する業務範囲が非常に広く煩雑になりやすいためです。 まずは企業健診に関わる主な業務を順に確認していきましょう。 健診

          健康診断の代行会社の活用メリット

          ”PHR”で個人が健康管理をする時代へ。

          こんにちは! セールス担当の宮沢です。 表題にある”PHR”という単語。皆さん聞いたことありますでしょうか? 実は医療情報が、一般の方にも身近になるような概念になります。 今回は、『PHR』の概要とメリットをお伝えしていきます。 PHRについてPHR概要 人は出生後の乳児健康診断〜高齢時の特定健康診断・病気や怪我における治療などライフステージ毎に様々な紙媒体の健康・医療関連記録があります。 しかし、自身の健康・医療関連記録を自ら管理している人は少ないかと思います。通院

          ”PHR”で個人が健康管理をする時代へ。

          受診者数向上のための具体的施策について

          こんにちは!セールス担当の宮沢です。 9月も下旬になり秋が近づいてきましたね。そろそろ秋健診が始まり、健診業務の方は忙しくなってくる時期かと思います。 健診事業の収益性については、前回・前々回の記事でお伝えさせていただきました。 病院経営上、健診事業に注力することは収益性の高さに加えてもう一つメリットがあります。それは「患者との関係性維持に関与すること」です。 そこで今回は、より受診者に来ていただけるよう”受診者向上”のための施策をお伝えしていきます。 受診者へきっかけ

          受診者数向上のための具体的施策について

          "人間ドック” 健康診断との違いは。

          こんにちは! セールス担当の宮沢です。 前回は、健診事業における収益性についてお伝えしました。 ↓  記事はこちら。 今回は、最も効率よく収益を上げられるの『人間ドック』について、 解説していきます。 人間ドックとは人間ドック・各種健康健診との違い 人間ドックは任意の健康診断となります。 各種健康診断と人間ドックは、どちらも「身体の健康状態をチェックする」意味合いを持っていますが、検査内容が大きく異なります。 人間ドックは、生活習慣病や胃部や・肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・

          "人間ドック” 健康診断との違いは。

          健診事業は、高い収益性が期待できる!?

          こんにちは! セールス担当の宮沢です。 健診に関わる様々な記事を書いてきましたが、 今回は病院にとって健診事業に注力を入れることのメリットをお伝えしていきます。 人間ドックの収益性病院が健診事業に注力することは、そのまま病院の収益UPに繋がります。 特に高単価の人間ドックを提供できれば、効率の良い収入源に。 一般的に、レントゲンや胃カメラなどを伴う日帰りの人間ドックの相場は3~6万円程度です。この金額は、入院単価とそれほど大きく変わりはありませんが、投入する医療資源は入

          健診事業は、高い収益性が期待できる!?