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【ケース対策】⑤ディズニーランドの売上を向上するには

割引あり

前回はディズニーランドの市場規模(年間売上)を推定しました。
今回はディズニーランドの売上向上策を考えていきます。
ディズニーシーなどは除外し、ディズニーランドのみに焦点を当てます。
このテーマはフェルミ推定・ケースともにMBBの選考で経験しており、通過した時の記録をもとに執筆しています。
前回の記事はこちら

今回は第五回目なので、これまでのケース問題へのアプローチを整理しながら進めます。テーマのビジネスモデルの特徴によって、最適なアプローチのポイントは変わってきます。詳しくはリンク先の解説記事を参照してください。

これまでに扱ったアプローチ方法の分類

腕時計百貨店
顧客層の切り口からアプローチ

結婚式場
市場、ポジショニングの最適化からアプローチ

空港
フェルミ変数ごとの実現可能性とインパクトの比較からアプローチ

アプローチ方法の選択

今回のディズニーランドの売上向上のアプローチ方法としては、空港と同じくフェルミ変数の中から有効な変数を判断し、施策出しをする方法が良いかと思います。

同時に、ディズニーランドが抱える売り上げ面での課題を考慮しつつ、アプローチする変数や施策を決定します。

フェルミ変数からアプローチできそうな要素を考えるの方法は、ケース問題の一番スタンダードな解き方になります。

ほかのアプローチ法としては顧客層の切り口から考えてみるのも手です。しかし、腕時計や百貨店ほど顧客層ごとの売上比率は明確でないと考えられるため、全体的にどの変数にアプローチするかを考えたほうが抜けもれなく有効な方向性を洗い出せると思います。

ケース問題の進め方(共通)

まず、ケース問題の進め方としては
①売り上げに関わる変数洗い出し
②アプローチ変数の優先順位付け、選定
③施策だし
の3段階になります。①はフェルミ推定の構造式を使えれば問題ないため、前段階でフェルミ推定を終えている場合は2段階になります。
ケース問題の基本的な考え方のポイントは以下の記事でも解説しています。

アプローチ変数の優先順位付け、選定


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