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赦す事(FORGIVENESS)とはなんぞや?
国際離婚についてまとめていたら
書くのが億劫になってきて更新が止まっていた、、、。
オランダ在住のはなcomです。
やっぱり書きやすいテーマからアップしていこうと思う。
まず質問。
あなたは赦せない人、物事が一つ以上はありますか?
どう?
おそらく誰にでもある感情だろう。
コイツと向き合うのは厄介で苦しい。
腹が煮えくりかえってイライラして呼吸が苦しくなる。
私のノートを読んでくれた人はわかってるかもだが
私は元旦那が赦せなかった。
たくさん傷ついて傷ついて壊れた。
他人に話しても一旦癒える事はあってもまたネガティブな経験をきっかけにメラメラ負のエネルギーが出てきてはイライラして辛かった。
あいつのせいで私は不幸になったんだ。
あいつさえ〇〇してれば私は平和だったのに、、、
被害者意識から抜け出せず傷つけられた傷は誰かに癒してもらおう。
自分で自分を癒せることに気づくまで外からやってくるで救世主か何かを待っていた。
最初自分で自分を癒せるなんて思っても見なかったし、
赦す事なんて絶対に無理だと思っていた。
私の事情を話すとほぼ100%の人が
「あちゃちゃマジで大変だね。」と同情する。
なんてめんどくさい感情なんだろう
私は同情される事にもうんざりしていた。
誰も私のことなんて解決してくれない。
他人と話すのも億劫。
全ては自分の被害者意識が作り出したフィルターが私の感情をコントロールしてジャッジしていた。
まずは被害者意識から卒業したい。
そのためにはどうしたらいいんだろう。
私にとって赦しを理解するための大きなステップだった。
まずは自分が癒されないとダメだ。
自分の機嫌取りからはじめないと!
癒すってどうすればいい?
毎日1日5個よかった事を寝る前に日記へ書く事からはじめた。
安売りのフルーツが甘くて美味しかった。
淹れたコーヒーが美味しかった。
天気が良くて5分太陽の光を浴びれた。
息子が可愛い。
出たう○この形が綺麗だった。
などなど
些細な事でもいいから良い事を考える癖をつけた。
そして自分で自分を癒せるレベルへ持っていく為に私はプロフェッショナルの力を借りた。
※オランダでお世話になってる心理士のサイト
オランダ在住の方は抱え込まず自分の主治医へ相談する事をオススメします。
友人じゃどうにもならないぐらいぐちゃぐちゃになっていた私の心を心理士に聞いてもらった。
ツイッターで見つけた国際離婚専門の心理士マリーさんにもたくさん手伝ってもらった。彼女のオススメする本や方法すぐ試した。
この苦しみから逃れられるならと良いと思うものを全て試した。
そして赦すとは
自分が決断して自分でコントロールできる事だと初めて知った。
そして赦す事は
自分の限られたエネルギーをネガティブへ使わない自分の為の省エネ対策であることも知った。
信じられないけど今から自分で止めた!って決めてしまえばいい。
最初聞いたときは絶対できない!って思っていた。
けど心の膿だし作業をして心にスペースを作ったらちょっとやってみてもいいかな?って気持ちになった。
赦す事を自分で決める前に一番クリアにしておかないといけない事。
自分を愛する事、そして信じる事。
他人に迷惑かけたらどうしよう?とか一切考えないようにした。
自分を愛する事。
まず自分を赦すコトからはじめた。
そして自分の赦す事ができる環境を作った自分自身を褒めた。
そしてその環境を与えてくれた人みんなに感謝の気持ちを伝える様に意識した。
あの憎かった元旦那にもメールで感謝を伝えた。
わけわからない感情が渦巻きながら二人で泣いた。
今でもオランダの住宅事情で私はまだまだ元旦那と同居していてほぼ毎日顔を合わせる。
まだまだ混乱する時もあるが
赦せたおかげで今はルームメイトとして息子の親として同居できている。
この前は元旦那の新しい出会いの相談にのった。
すげぇ私。
むしろ結婚する前よりいい人間になってんじゃね私。
このメンタルレベルまで持ってこれてる自分自身をまた褒めた。
このぐらいの気持ちでいいじゃん!
まだまだ超えないといけない現実が山積みだが
40代も悪くないかもと思えた。
続く。