[読書感想文]感情的にならない本
感情的にならない本
和田秀樹
本って不思議なもので
その時の自分の悩みや気になっていることのタイトルに
自然と目が止まるんですよね。
この本を借りたときだって
この本を借りに図書館に行ったわけではないんです。
ふと他にもいい本がないかなとプラプラしてたら
自然と目に止まりました。
そうなんです。
私めっちゃ感情的なんです。
旦那にも子どもにもすぐ怒っちゃう。
仕事中はあまり感情的になることはないですが、
ふと言われた心えぐる言葉に
1日中振り回されてたりします。
読んでいて思ったのは
私には「曖昧さ耐性」が低いってことです。
「曖昧さ耐性」とはつまり「グレーゾーンを認める」能力です。
この能力が低いと
すぐに1か0かで話をつけたがる傾向があります。
旦那に「そんなふわっとした意見いうなよ」
とか言われた日にゃ
「ああ、そうですか!
二度と意見なんて言いませんよ!勝手に決めれば!?」
となります。
子どもに「ママのせいで忘れ物したじゃん!」
なんて言われた日にゃ
「じゃあ、もう手伝わないよ!
人のせいにするぐらいだったら全部自分でやればいいじゃん!」
となります。
まぁだめですよね。
気持ちのコントロールの本は色々読みましたが
割と気にしすぎないとか相手はそこまであなたのことを考えていないとか
夜しっかり寝ましょうとか
そういう話が多かったように思えます。
なんだ。
「曖昧さ耐性」低すぎるこの考え方が問題だったのか。
と反省しました。
そりゃ、毎日8時間しっかり寝たところで
この考え方してたら感情的になりやすいですよね。
まわりの精神安定系人間は
割とふわっとされている方多いですし。
白黒つけずにふわっとさせていこうと思います。
とりあえず責められても
「あらあら、ふふふ。ごめんごめん。」
とふわっとさせて横に置いておきたいと思います。
改善案も、反省の言葉も、1か0にするような言葉を言わないで
「ごめんごめん」
で乗り切りって自分の精神を落ち着かせたいですね。
ところで、
2回同じ言葉を繰り返すと
こんなにも
心こもってないように聞こえるの不思議ですね。
ごめんね。
と一言言うと自分の非を認めて、
責められている言葉を受け入れるような気分になるのに、
ごめんごめん。
だと急に、相手の言葉をスルーした気になれます。
魔法の2連打。