琵琶湖一周ウォークの旅 【4】
- 2016.5.20 -
《JR湖西線堅田駅〜今堅田・出島灯台・匂当内侍墓〜琵琶湖大橋〜真野浜〜小野妹子神社〜KOO CAFE〜小野道風神社・小野篁神社・小野神社〜JR湖西線和邇駅》
今日も暑い日。湖西線の要衝・堅田駅からスタート。
堅田出身の明治の喜劇俳優、志賀廼家淡海(しがのやたんかい)の石碑。一世風靡したとのこと。そういえば、今の時代って喜劇俳優ってなかなか聞かない。コメディアンというとイコールお笑い芸人になる。自分も演劇(コメディ寄り)制作の端くれに関わってる身として、尊敬を込めて立ち寄ってみました。
堅田から湖方面へまっすぐ。堅田内湖というミニ湖があります。真珠の養殖をしとるそうです。
景色は、比良山系の山々が見えて参りました。暑い暑い日。
…何をだろう。堅田のお寺、泉福寺にて
風情溢れる街並みを岬へ向かうと
出島(でけじま)灯台。明治初期からある木造の可愛い灯台!何気なさ、けなげな感じがたまらん。琵琶湖のいちばんくびれた場所。
新緑が素敵な神社、伊豆神社。
少し行くと、南北朝時代の武将・新田義貞の奥さん匂当内侍が夫の戦死を悲しんで湖に身投げしたのを祀る野上神社。内侍さんのお墓も。元太平記マニア女子として立ち寄ってみました。新田義貞というと太平記で残念キャラに扱われがちですが、素敵な旦那さんだったのでしょう。
守山へ渡る琵琶湖大橋のふもと。トンネルをくぐって北湖へ。
道の駅・びわ湖大橋米プラザから。雄大!ここでウォーキングのスタンプラリーも押印。おやつ?に、近江牛コロッケもいただく。
比良山系の山ひだが立体的に見えてきました。雄大!
真野川と半島になってるとこを超えると…
真野浜が開けました。最高の風景!広大な北湖へ突入。水平線が見えます。びわ湖で唯一、人が生活している離島・沖島も見える。
ざざーんざざーん
比良山系側も素晴らしい景色。
モアイいた
真野浜をすぎて国道を歩きます
信号待ち中に見える沖島。
JR小野駅。今日はこの先まで行きますのでスルー。
さて、小野という地名で思いつく有名人といえば。その方の神社とお墓(古墳)があるというので来てみましたが、…えーと、けっこう厳しい坂道です(;´Д`A 高っ!丘っ!
遊歩道って看板に沿って登ったんですけど、遊歩道とけもの道の間みたいなとこ登ってますけど、いいのかな!?
トトロ追いかけるトンネルみたいなとこ!
…を、くぐると、さらに上に来いや!という入り口。そう、ここは聖徳太子が派遣した遣隋使・小野妹子大先生の古墳にして神社。日出ずる処の天子で中国の皇帝から大クレーム食らってしまった人です。
ぜーはー言いながら階段上がると、木々に埋もれた木漏れ日が素敵なこじんまりした神社が。後ろは、石が積まれた小高い盛り上がり。妹子先生の古墳らしいです。
景色も最高です。琵琶湖大橋方面を眺める。登ってきたなあ。
妹子先生の古墳を降りて、湖側に出たところのオッシャレなカフェ、KOO CAFE(クウカフェ)で遅めのお昼をいただきました。建築屋さんがやっているカフェだそうです、バルコニー席も素敵。店員さんにすごいケーキをプッシュされます。今日はお腹いっぱいなのでまたいつか。
(※現在は閉店しているそうです;;)
カフェ入り口のジブリに出てきそうなオブジェさんたち。湖西線の電車が後ろに。
再び丘方面へ。続いての小野さんは、カエルが柳に飛びつこうとしてるのを見て努力のモチベーションを上げたので有名な、平安時代の書道家の小野道風の神社。高い木に囲まれた静かなところです。建築的にも珍しいらしい。
書道家の道風さんのとこからすこし行くと、小野一族の神社、小野神社が登場。
美女の代名詞、小野小町さんの石塔!
小野神社。お菓子職人の神様でもあるそうで、両脇になんか巨大なお餅があります。
一族代表みたいに君臨してるのは、小野篁(たかむら)神社。遣唐使いくの嫌だって言ったら隠岐島に流罪になっちゃったらしいです。
神社の道にある巨木発見!ムクロジの木。太い幹。
小野〜和邇周辺には、古代の名門貴族・小野一族が君臨してたのがしのばれる、古墳や遺跡の数々がいっぱい。
和邇駅方面へ向かいます。榎!とだけ書かれたデカイ石碑。じっさい、昔は巨大な榎がランドマーク的に立っていて(見たかった…)、たくさんの街道が交差する交通の要衝だったそうです。
発見…!小野妹子コスプレの飛び出し坊やくん!
本日は、JR和邇駅まで。
今日は暑かったのと、小野妹子先生にかなりアップダウンさせられて疲れました(;´Д`A 体力ー
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