決意
最近の私は、悩んでいた。
入院治療をして退院してきても体調は芳しくなく、全く気力がわかない。
寝ても眠い、けれど眠れない。
薬の調整で改善はしたけれど、元気はまだ無い。
元気があれば、自然とやる気が湧くはずなのに。
家事だって何だって、簡単に出来るようになるはず。
だから元気のない今は、しなくても良いはず。
私は、休んだ。
寝れるだけ寝たし、引きこもって何もしない日を過ごした。
就労移行だって行かなかった。
思ったより、眠れなかった。
以前は一日中、眠っていたのに。
思ったより、元気だった。
ぎりぎりまで引き延ばしはするものの、必要で仕方なくなれば家事もした。
お腹は空くし、食器は使えば洗わないと使えるものが無くなるし、服だって洗わないと着られるものが無くなる。
四日もシャワーを浴びなければ、気持ちが悪くなって入浴したくなる。
私は、明らかなうつ状態というのを知っている。
数年前まで、重いうつ状態だったのだ。
今は、それとは違う。
さて、やる気とは不思議なもので。
言ってしまえば「気の持ちよう」で何とでもなる。
他人からのたった一言でやる気が湧くこともあるし、些細な出来事一つでやる気が萎むこともある。
常にやる気満々の人なんて、いるだろうか?
何とかなるようで何ともならないモチベーションを、自分の感情を持て余しながら、すべきことをして何とか日々を過ごしている。
そんなものではないか?
身体は動く。
チョコザップへ行ってマシンで運動が出来るくらいだ。
だるさだって筋肉痛だろう。
ああ、つべこべ言わずに行動しよう。
私は、頭でっかちだ。
思考することが得意なおかげで、ずっと考え事をしている。
向上心もあって常に先を考えている。
ただ、考えている時間が長すぎる。
考えるだけでは無く、動かないと何も変わらない。
実際に重要になってくるのは「行動」だ。
さあ、動こう。
ずっと迷っていることがある。
「何故、作家なのか」
「本当に、作家になりたいのか」
ここ数年で何回この問いを自分に浴びせてきただろうか。
もういい加減にして欲しい。
分かっているはずだ。
何度も、いつも問うてきた。
私は、作家になりたい。
つべこべ言わず、出来ることをしろ。
そういうことだ。
SNSを使うことも、何度も何度も再考している。
自分に出来ること、得意なことを考えた時、動画や配信が合うだろう、と。
大体本当にそれが職業に出来るかどうかは、稼げてから考えるべきだ。
まずはやってみないと。
本当に合うかどうかなど分かろうはずも無い。
動画を撮って、生配信もしよう。
画像を作って、InstagramやXでも投稿してみよう。
出来ることは何でもしよう。
私が伝えたいこと何だろうか。
何が伝えられるだろうか。
私の、人生。
そこで学んできたこと。生き方。
自己啓発的な内容になるだろうか。
就労移行で学んできたことなど丁度良い。
一つずつ切り取って、全部出し切ったらまとめれば良い。
まとまれば二冊目の出版も出来そうだ。
創作のテーマも、同じようなことだ。
人生の悩み、生や死を純文学として書きたい。
テーマを並べて、少しずつ順番に手を付けていこう。
徐々に形になれば良い。
無理はしない。
出来ることをやれば良い。
すべきことは決まった。
あれこれ考え思い詰めるのはもうやめよう。
とにかく行動してみよう。
話はそれからだ。
そうすればまた、悩みは出てくる。
その時その時、対処すれば良い。
私はもう、大丈夫。
今の私なら、出来るから。
学ぶことは十分やってきた。
あとは実践するだけだ。
今までの自分に感謝して、成果を見せる時だ。
頑張ろう。
見守ってください。
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