言葉枯れたけど

感傷が無くなっていく、あとは忘れるだけだ。
大事にしていたものの色を忘れて、形を忘れて、時期に手に持っていたことも忘れていく。
永遠なんていらないし存在しないから、覚えている間だけは、それを抱き締めさせてください。
大事な僕の記憶なんです。
無くしちゃダメなものなんです。
誰かに傷つけられないように大切にしまっていたものなんです。
ずっと忘れたことなんてありません。
だけど、久しぶりに触れてみようとしたら壊れ始めてました。
どうかもう少しだけ、僕に時間をください。
まだ残せていないんです。
満足できないんです。
自由な年齢になったと思います。
でも、やりたいことは出来なくて、やりたくない方向に行くためにやりたくないことをしている。
こんなのは僕の人生じゃない。
僕は誰の人生を生きているんだ。
頼む思い出してほしい。
自分のために生きることはキツいし、笑われることもあるだろう。
どうしてそんなに他人の顔を伺っているんだ。
おまえにとって想像した他人は大事なのか?
いや、大事なやつは俺を見捨てたりはしない。
俺の光るところを見つけたやつだけ俺についてこい。
それ以外はこちらから捨ててやる。
俺は飛べないノミの中に居すぎたみたいだ。
もう一度自分に挑戦してみてもいいじゃないか。
自分は飛べるんだってもう一回見せつけてやれよ。
自分の人生を思い出したときに笑っちまうような人生にしてみないか。

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