見出し画像

【WILDFLOWER ワイルドフラワー】ドライにして長く楽しめる花。

ドライフラワーにして長く楽しむこともできるワイルドフラワー。個性的な花姿は、インテリアにプラスすると一気におしゃれな雰囲気に。カフェや美容院でも見かけることの多い花です。

【ワイルドフラワーってどんな花?】

画像1

ワイルドフラワーの多くは、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドの南半球の国が原産です。人の手が加えられていない野生のままの自然環境が多く残っているところで自生していました。そのため、野性味あふれる、個性的な花姿になったといわれています。

ワイルドフラワーには、その土地特有の花=「ネイティブフラワー」という別名もあります。ここからは、知名度や人気の高い花材をピックアップしてご紹介していきます♪

【プロテア】

画像6

南アフリカが原産のプロテア。南アフリカでは、プロテアが国花に指定されるほど、とても大切にされています。
日本で販売しているプロテアは、南アフリカからの輸入品がほとんどです。

ちなみに、プロテアという名は、見た目が神々しいという意味で、ギリシャ神話の神様「プロテウス」から由来されました。(姿を自由に変身できる海神様だそうですよ!)

【セルリア】

〇IMG_0175補正

南アフリカのほんの限られた地域でしか自然栽培が難しいセルリア。
別名「ブラッシング・ブライド」とも呼ばれています。その意味は頬を染める花嫁という意味!南アフリカのケープ地方では、セルリアをウェディングブーケに使うこともあるようです。(ちなみに、故ダイアナ妃のウエディングブーケにも選ばれたとか。)

可憐で透き通るような美しい花の色、ネイティブフラワーらしい大ぶりの花姿が魅力です。プロテアと同じヤマモガシ科の花ですが、プロテアとは違い優しい雰囲気がありますね。

【ピンクッション】

〇IMG_0157補正

「ピンクッション=針山」の名前のとおり、クッションに挿した針山のような花姿が特徴です。花色は、赤やオレンジ、黄色系でいくつか品種があります。

ピンクッションの「ピン」の部分は、一つのお花の「雌しべ」です。中央をよく見ると、雌しべはまだ内側に丸まっている状態。このとき、中にある雄しべの花粉が雌しべにつくのです。
そして雌しべはピンのように伸びて立ち上がり、蜜を求めた鳥や虫が来て、身体に花粉をつけて帰るそうですよ。
花粉をつくるのは雄しべの仕事ですが、ピンクッションの場合は、いったん雌しべが雄しべから花粉を受け取り、花のような役割をして他の生物に媒介させる…というなかなか複雑なことをしているのです。

【スワッグにして長く楽しもう】

画像2

スワッグとは、ブーケを逆さに吊るして自然に乾燥させていき、ドアや壁に飾って鑑賞するためのもの。本来は魔除けだったり、クリスマスに常緑針葉樹をまとめた装飾として使われてきました。

ワイルドフラワーはスワッグにとても適した花材です。咲き姿のきれいな時に水から上げると、そのままの姿でドライフラワーとして楽しむことができますので、ぜひこの夏チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

【ワイルドフラワーのケア】

画像3

①余分な葉を取り除く
水に浸かる部分や不要な葉を手や花ばさみで取ります。
②茎をカット
清潔な花ばさみやフラワーナイフを使い、茎をカットします。
ワイルドフラワーは茎が固いものが多いので、茎に対して斜めにハサミを入れると切りやすいです。
③花瓶の水は深めで
ワイルドフラワーの形は様々。
花が大きなものは水を多めに入れて花瓶が倒れないように調整しましょう。
フレッシュフラワーフード(切花鮮度保持剤)を使うと、水の濁りを抑えることができ、より長く楽しめます。
ワイルドフラワーは水にいけると除々に開く品種が多くありますので、特徴にあわせてお楽しみくださいね。

個性的な花姿が魅力の
ワイルドフラワーで
インテリアをカフェ風にしてみても。


ワイルドフラワーレッスン、ご予約受付中!

ワイルドフラワーのパッションブーケアイコン配送キット

画像5

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?