拝まれた経験。(気分はよくない)
仕事でよく、奈良に行きます。
仕事時間の合間を見つけては、近鉄奈良駅の一本メイン通りを外れたとあるカフェで珈琲を注文し、一息つきに行くのが楽しみです。
そのカフェが好きになった経緯は、
早朝の奈良出張で億劫に移動してましたが、
朝からやっている、そのカフェに立ち寄り
モーニングを頼む外国人に紛れて列に並び、
わたしの順番がきたところで、レジの学生くらいの店員さんが、ずっと英語を話していた延長で、私にも英語でオーダーを聞いてくれてほっこりしました。
私めちゃくちゃ外見、日本人なのに、
英語で夢中で働く姿に応援したくなりました。
その他の店員さんも、一人ひとりが丁寧で、お店が忙しくても、どこかゆったりとした時間が流れているように感じます。
それ以来、奈良に訪問する度にそのカフェに立ち寄る時間を探して行動しています。憩いの場に感謝です。
先日、そのカフェで憩いを求めて珈琲をのんでたら拝まれた。しらないおばあさんに。
そんな経験ある?
その日は、、、
13時半~14時くらいだったでしょうか。私以外のゲストも少なく、外国人観光客がテーブルに2組でした。あとカウンターにも数名?いたような。。
その状況のお店に、オーダーをせずに客席に、ご年配の女性が入ってこられました。おばあさんです。
そして、1席1席回り、なにか手を合わせて(拝むような感じというか、拝んでた)でぶつぶつと念仏?を唱えられています。
よく耳にすると
「残虐な殺し方をしてすみませんでした。残酷に苦しませてすみませんでした」と言っています。
外国人に向けてされてたので、物乞いさんかと思いました。外国人も驚かれてた印象ですが店内はそれ以外は至って普通に時間が流れてます。
私も他人事と気にも止めてなかった。
二組の外国人の方に拝まれた後おばあさんは
私の横にも立ち、同じように手を合わせられました。
私にも?!とおばあさんに言ってしまいましたが、彼女は気にも止めず、私に拝み倒します。
変な人に絡まれている!とは思いましたが、
謝罪やしな。。くらいの印象で、疲れていたこともあり、あまり気にしていなかったのが正直な心情です。
このあと残虐な殺され方するから先に、謝られてるのかな、、?何故か自分がこんなに冷静なのか。自分でも不思議でした。
結局おばあさんは全席回って、お店を出ていかれました。
ただ、私はおばあさんがそのままお店を出られてから何か違和感が拭えません。
昼下がりのカフェ時間を邪魔されたからか?
おばあさんが意味不明な念仏を唱えたからか?
誰も助け船を出してくれなかったからか?誰に助けてもらいたかったのか?
明らかに不審者なのに、お店は放置(気づかなかっただけ?)だったからか?
おばあさんの訪問はいつものことで、本当は縁起の良い念仏でも唱えられたから、ラッキーですねというサプライズだったのか、、?
何故誰も駆け寄ってこなかったのか。。
ああ、このショップの空気感に安心しきってるのか。それくらいゆったりしてた。危機感持たなきゃですね。
帰り際、カップを返却ついでに店員さんに声をかけさせてもらいました。
先ほどのおばぁさんはなに??
ギャル店員から返ってきた答えは、
なんなんでしょうね!やばいですよね!お客さんでもないみたいですし!ww
開いた口がふさがりませんでした。
なんだコイツ
いつものことなの?ってきいたら、
今日初めてです。と仰せだったので、ショップの方もさぞ戸惑っての回答だと思います。若い子だし。
さらには、ギャルの後ろから
怖い思いさせてすみませんでしたと言ってくれる店員さんもいたので、だれが悪いでもないんだなと思いました。
このようなご時世です。
おばあさんが刃物を持っていた可能性もありえます。自分の身は自分で守らなければいけません。店員さんがゲストを守らなければいけないとも思いません。むしろ、経営者からしたら、従業員には絶対に怪我してほしくないので、(お客さんもだろうけど)危ないものに近寄るなとも思います。けど、今回のこのお店の対応が正解だったかと考えたとき、疑問を持ちます。
あのおばあさんが謝罪念仏を唱えた後、コーヒーを注文してたら、あの行為は許されてたのか?
クレームを言いたいとかではなく、関西人特有の面白いネタになったくらいの感覚でおります。
実際にnoteでネタにしてますし。おすし。
けどそれは、スタッフにもゲストにも、事故も怪我もなかったからです。
また、時間を見つけてショップでほっこりさせてほしいとも思っています。とくにオチはありません。
けどな、、なんかモヤルです。
その後の打合せに上司に一連の事実を報告したら、呪われたの?とか笑われました。
やっぱりネタになった。
けどその後ホントにパソコンが動かなくなって
ホントに呪われたのかなって心配になる、小心者な私可愛くないですか?
そうでもないですよね、ハイ。失礼しました。