PTA役員は一年目がおすすめ!逆に大変なのはいつ?理由を徹底解説
こんにちは!妊活・子育てサポートアプリCOTETEで保育士監修ページを担当している、さとうなつこです。
もうすぐ新学期、お子様の進級が楽しみな反面、PTAの役員決めが憂鬱という方は多いのではないでしょうか。実際私はとても苦手で憂鬱でした…
でもどうせやらなければいけないのなら、一年目がおすすめ!逆に大変なのは…
今回はそんなPTA役員について、2回に渡って解説していきたいと思います!
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
PTA役員はやりたくない人が多い!
小学校・中学校・そして園によっては幼稚園や保育園でもあるPTAの役員。
この役員ですが、やりたくない人がものすごく多いです。
しかもやる際には挙手制が多く、「最悪やってもいいけど、みんなの前で手を挙げるのもな」と考えてしまうのです。
そのため、更に決まらないことが多く、決まるまでに1時間、2時間と時間がかかることもあります…。
役員の決め方
役員の決め方は、その園・学校によって様々です。
多くの場合、事前に手紙を渡され、そこに役員の希望を書いて提出をします。
しかし、下記のようなシンプルなものではない場合がほとんど。
断りにくいように、一工夫されているものが多いんです。
※今月末に更新予定の記事にて、詳細を解説したいと思います!
この紙をもとに役員を選んでいくのですが、決まらない場合はくじ引き・じゃんけん・話し合いなどで決めます。
中には、くじやじゃんけんだと強制・押し付けになってしまうので、話し合い・立候補のみで決定するというルールがある園や学校も。
このような場合は長引くことが予想されます…。
平等になるよう配慮されている
多くの学校や園では、平等にするために一度は役員をやらなければいけない仕組みになっているところが多いです。
小学校は6年間ありますが、幼稚園や中学校は3年しかありません。
しかし、その中で役員にならなくても、役員とは別に「係」などの名目で手伝いをバザーなどなんらかの手伝いをしなければならないことがあります。
学校や園側も負担がどのご家庭も平等になるように配慮しようとしています。
役員をやるオススメは1年目!
どうせ役員をやらなければいけないのなら、オススメは1年目です。
小学校・中学校1年生や、幼稚園の年少さんの年で、入っていきなりになるので抵抗があるという方もいるかもしれません。
では、どうして1年目がおすすめなのでしょうか!解説していきたいと思います。
わからないことがあっても大目に見てもらえる
行事の運営や、広報誌などどんな係になっても、「一年目だからわからないよね」と大目に見てもらえる可能性がかなり高いです。
「一年生はわからないと思うけど、毎年こういうことをやっていて…」と丁寧に説明してもらえたり、難しいことは上の学年がやってくれたりと、他の学年でやるよりも多少優遇されて有難かったです。
一年目の不安な時期に先生との会話が増える!
私が思う最大のメリットは、役員をやることで多くのお母さんや先生と仲良くなることができ、今後が楽しくなるということ。
役員のお母さん同士が仲良くなることはもちろん、先生とも会話をする機会が増えます。
一年目という不安で心配な時期に、子どもの様子を教えてもらうことができるのは嬉しいメリットなのではないでしょうか。“役員の方のお子さん”だからと特別扱いはないものの、早い段階で親子で顔と名前を覚えてもらえたり、日ごろの様子を教えてもらうことができますよ。
実際に私も先生をしていたころは、役員のお母さんとは顔を合わせる機会が多く、お子様の様子を細かく話すことができた記憶があります!
保護者の方と顔見知りが多くなる
保護者の方と仲良くなることができるのも、役員のメリット。
ママ友って面倒くさそう…!と思ってしまう方もいるかもしれませんが、これは、役員をやることで、頻繁に家を行き来したりする仲良しのママ友が増えるという意味ではありません。
一年目でまだ他のお母さんたちをよく知らない状態での役員さんは、ある意味で目立つ存在になり、顔と名前を覚えてもらいやすくなります。
顔を合わせたときの会話の種になることもあります。
更に、あなたがやる=他の人がやらなくてすんだということ。
「あのときすんなり決まって助かっちゃった!ありがとうね!」なんて他のお母さんたちから感謝されることも多かったです。
そして大きなメリットはココ。
他のクラスを含めた役員のお母さんたちと仲良くなることができると、今後クラス替えの際の安心感に繋がります。
「同じクラスになれたらいいね!」
「同じクラスになったらよろしくね!」そんな風に言ってもらえるお友達が一年目でできると、今後の生活がより楽しくなりますよ。
PTA役員が大変な学年はいつ?
一年目のメリットを紹介しましたが、では比較的『大変な学年』はいつなのでしょうか?
それは、最高学年です。
幼稚園・保育園では5歳児年長さん。小学校では6年生です。(5年生も比較的大変かもしれません)
理由として、以下のことがあげられます。
一年目・二年目の方のサポートも仕事に含まれる
一年目は「まだわからないよね」という優しさから上級生の保護者の方が仕切ってくださることがありましたが、逆に最高学年では一年目・二年目の方に教えたり助けてあげなければいけないことも多いです。
行事の内容を説明したり、こんな準備をするんですよ!という説明をしたりと一年目に比べて手間がかかることがあります。
委員長・副委員長など“長”になってしまうことがある
園や学校によりますが、“長”を最高学年から選ぶところがあります。ただでさえ役員というだけで大変なのに、委員長や副委員長になるのは避けたいという方も多いと思います。
一方で、どの方も平等になるように全学年から“長”を選ぶところもあります。事前に確認できる場合はしておくことをおすすめします。
出席する行事が増える場合がある
『入学式・入園式のサポートとして最高学年の役員さんは出席』
『離任式は最高学年の役員さんが出席して花束を渡す』など、園や学校によっては何かの機会に最高学年の役員さんだけが出席しなければいけないということがあります。
仕事をしてくれない人がいる場合がある
PTA役員は、多くの場合『一度やればその後は免除』になることが多いです。ですので、特に小学校では1年・2年・3年…と上がるにつれて、既に役員経験済みの方がどんどん増えていきます。
6年生が大変なことを知っている保護者の方は、敢えてその前に役員を済ませておきます。
そこで、5、6年生の役員決めでは残った「どうしてもやりたくない人」や「事情があってできない人」が消去法で役員になってしまうことがあります。
そして、PTA役員の役員会などは、都合が悪いときは欠席しても大丈夫なようになっています。
その結果、役員になったものの一切出席しない・仕事をしないという人と一緒に役員をやらなければいけないという状況になってしまう可能性があるのです。なかなかないことだとは思いますが、そうなってしまった場合に、仕事量が激増してしまうことがあります。
お父さんお母さんが役員だと子どもが喜ぶ!
役員をやりたがらないご家庭がとても多いですが、子ども目線では役員をやるとうれしいと思う子が多いようです!
授業参観でもないのに学校や園にお父さんお母さんがきたり、役員の仕事で園にいる間、特別に園庭で遊ぶことができたりと、様々な『特別』を嬉しく思っている子どもたちが多かったです。
最後に…
いかがでしたでしょうか?
忙しい中での役員は本当に大変です。
しかし、園や学校での子どもの様子を見聞きすることができたり、お母さんたちや先生と仲良くなることができたりと、嫌なことばかりではないのがPTA役員。
一度以上は経験しなければいけなくなることと思いますので、せっかくなら楽しんでお仕事をできるといいですね!
この記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!