保育園 仕事が休みの日に保育園に預けてもいいの?
こんにちは!GWも終わり、またいつもの生活が始まりましたね。4月に入園しせっかく園に慣れたお子様も、GW後の登園時にぐずってしまうのはよくあることです。4月の入園時よりも激しかったりすることもあり、お父さんお母さんは大変ですよね。でも先生方は想定済みですので安心してください♪楽しい園生活に早く慣れるといいですね。
さて、今日は『お父さん・お母さんが仕事が休みの日に、保育園に預けてもいいの?』というテーマについてお話したいと思います。気になっていても、なかなか聞きにくい方もいらっしゃるのではないでしょうか。保育園勤務のときにも度々問題になったこともあることなので、ぜひ読んでみてくださいね。
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
仕事が休みの日に保育園に預けてもいいの?
※注意:園の方針、年齢によって対応が異なる場合があります。説明会等でお話があると思いますので、園のルールをお守りくださいね。この記事は一般的な園の様子を元に執筆しているため、内容は参考程度でお願いいたします。
お仕事がお休みの日でも、保育園に預けても大丈夫です!
フルタイムで働いているお父さんお母さんは、平日のお休みはとても貴重ですよね。美容院に髪を切りに行ったり、溜まった家事をすませたり、平日しか開いていない銀行に行ったり、のんびりと過ごして息抜きをしたり。いつも育児にお仕事にととても疲れているお父さんお母さんにとっては、大切なお休みです。保育園の役割の中には、保護者支援も含まれていますので、お仕事がお休みの際にもお子様を保育園に預けてOKなところが多いです。
しかし、その際に大切な注意事項がありますので、書いていきたいと思います。
仕事がお休みだということを必ず伝えてください♪
お仕事が休みなのに子どもを登園させることを後ろめたく思ってしまう保護者の方もいらっしゃり、お休みでもお仕事と同じスーツとバッグでいつも通りお子様と登園する姿も見られます。(勘のいいお子様に気付かれないための場合もあります(笑))お仕事がお休みって、なんとなく言いにくかったりしますよね。でも、保育士としてはお休みの際は必ず伝えていただきたいです。
なぜかというと、お子様が体調を崩したり、怪我をしてしまった際の連絡を、会社にしてしまうことがあるんです。「本日はお休みですが…」と会社に言われたときに、会社側も、私たちも、そして次の日に出勤した保護者の方も、とても気まずい思いをしてしまいます。また、すぐに連絡がとれない状態ですと、お子様に万が一のことがあった場合に困ってしまいます。
なので、お休みの際は、必ず「今日は仕事が休みなので、連絡は携帯電話にお願いします!」などと一声お声がけくださいね。あってはならないことですが、命に関わる怪我や事故が起きてしまう場合があります。ご予定があっても、携帯電話などで必ず連絡がとれるようにお願いします。
また、「毎週〇曜日が休み」と決まっていても、念の為、朝に声をかけてもらえると助かります。周知するよう努めてはいますが、担任以外が対応した場合に、お休みだと気づかず会社に連絡をしてしまう場合があります。ご協力をお願いいたします!
お休みの日に預ける場合のルールを確認しましょう
お休みの日に預けてもOKだということがわかりましたが、多くの園ではお休みの日に預ける場合のルールが存在します。そのルールに沿って預け、心配な場合は事前に確認しましょう!例えば、こんなルールがあります。
◎お休みの日に登園する場合は、9時~16時まで。
お父さんお母さんのどちらかがお休みの日は、通常保育の時間ではなく短時保育をお願いしている園があります。お子様と保護者の方が一緒に過ごす時間を少しでも多く という理由だったり、保育士の人数配置の都合だったりと理由は様々です。とはいえ、「位置的に、朝の出勤時に夫が送ってくれたほうが助かるので8時に登園したい」という場合もあるかと思います。臨機応変に対応できることが多いですので、園に相談してみてくださいね!
◎乳児(0~2歳)はお休みの日にできるだけ家庭保育を推奨
0~2歳児の乳児さんは、毎日長時間の保育園が負担になっている場合もあります。また、お父さんお母さんと家庭でゆっくり過ごす時間も大切だと考えるため、できるだけ家庭で過ごすことを薦められる場合もあります。しかし、最初にお話ししたように、予定があったりする場合には正直に相談すると預かってもらえる場合がほとんどですので、相談してみてくださいね!
◎土曜日は父母のどちらかが休みの場合、登園はできない
土曜日は保育士の人数も限られているため、お父さんお母さんのどちらかが休みの場合、登園と控えていただく園もあります。ただ、近隣の小学校の運動会など父母で観覧するために下の子を預けたいなど、どうしてもの予定の場合はお預かりをしているところが多いです。相談してみてくださいね。
嘘をついたり、ごまかしたりはしないで!
保護者の方がお休みの日の登園についてルールの例をあげながらご紹介してきましたが、どこの園でもあるトラブルの1つに、『本当はお休みなのに、休みじゃないと嘘をついて子どもを預ける』ということがあります。バレないだろう、少しくらいいいだろうと思ったことでも、意外と園に気付かれてしまっているということもあります。そしてそれは、信頼関係にも繋がっていってしまいます。実際にあったトラブルの例をご紹介したいと思います!
例1:いつもお母さんがスーツでお子様と登園するのに、この日はお父さんお母さん共に私服で登園しました。保育士が「今日はお休みですか?」と声をかけると、「2人とも仕事です」とお返事が。午後、お子様が発熱してしまい連絡をすることになったが、明らかにお休みっぽかったけど会社に連絡しないほうがいいかな?と職員間で話し合いに。ご両親の携帯に連絡をすると、デートで遠くまで来ているからすぐには戻れないと言われてしまいました。結局夕方いつも通り18時のお迎えになり、お子様の体調も悪化。園長から注意を受けていました。
例2:土曜日、お父さん、お母さん、小学生のお姉ちゃんと一緒に登園し預けられましたが、「今日は仕事です」とのこと。午後、やはりお熱を出してしまいお迎えの電話を会社にするも『営業時間外です』のアナウンス…。携帯にかけると「仕事が忙しくしばらく帰れない」と言われてしまいました。夕方お迎えの際に、お姉ちゃんが「遊園地楽しかったよ!」と言ってしまい、気まずい空気が流れました。やはり、園長から注意を受けていました。
例3:お休みの日は原則16時までという園のルールがあったにも関わらず、お休みということを隠してお子様を登園・18時まで預けていたご家庭がありました。しかし、同じクラスの別の保護者の方に、お休み中の様子と18時降園の様子を見られてしまい、「家庭によってルールを甘くするのはどうなのか」と園にクレームが…。注意を受けていました。
このように、はっきりとトラブルになってしまったものもあったり、買い物先や美容院、中にはパチンコ店に入っていくところを目撃されてしまい、お休みだということがバレてしまったケースもあります。最初に書いたように、お休みの日に預けるのは悪いことではありません。しかし、お子様のことを考えると、すぐに連絡をとれる環境にしておいていただけることが大切です。なので、お子様のためにも、嘘をついたり、ごまかしたりしないようにしましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?貴重なお休み、有意義に過ごしたいですよね。私たちも、保護者の方々のリフレッシュできる時間を大切にしたいと思っています!しかし、大切なお子様を末永くしっかりとお預かりしたいため、保育園と家庭の信頼関係はとても大切だと考えています。日頃の関わりで築けていても、小さいところで不信感が芽生えてしまうのは残念ですよね。ですので、嘘をついたり、ごまかしたりせず、お互いに寄り添いながら保育園を利用していただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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