【幼稚園保育園】「行きたくない!」に寄り添うコツを年齢別にご紹介
こんにちは!新学期が始まって数日立ちましたが、長期休みの後のお子様が幼稚園や保育園に行くのを嫌がって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。ただでさえ忙しいのに朝からぐずられてしまうと、憂鬱になってしまいますよね。今回は、子どもの「行きたくない!」に寄り添うコツをご紹介していきたいと思います。参考になれば幸いです!
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
どうして行くのを嫌がるの?
幼稚園や保育園に行くのを嫌がると、お父さんもお母さんも大変ですよね。バスの時間や登園の時間があり、子どもを無理矢理抱っこして連れていかざるを得ないこともあると思います。
「すんなり行ってほしい!」「もううんざり!」とイライラしてしまうことでしょう。
でもそれは、お子様にとって『お家の居心地がいい』『お父さんお母さんと離れたくない』ということです。まずはお子様がそう思ってくれる気持ちを受け止め、その上で対処方法を探していきましょう!
年齢別に見る対処法
3歳以上
1、行きたくない理由を聞いてみる
自分の気持ちを言葉で伝えられる年齢の子の場合は、まずは幼稚園や保育園に行きたくない理由を聞いてみましょう。
など、幼稚園や保育園に行きたくない具体的な理由が聞けることがあります。ただ「遅れちゃうから行きなさい!」というだけでは子どもが納得できない場合が多いです。しかし、気持ちを聞き、できる限り寄り添ってあげることでスムーズに登園できるようになることがあります。
このように、理由を話してくれた場合にはできる範囲でお子様の希望を叶えて上げられるといいですね。
2、行ってほしい理由をしっかり説明する
特に行きたくない理由がないときは、幼稚園や保育園に行ってほしい理由を説明するのもいいでしょう。「〇〇ちゃんは泣かないで行ってるよ」「みんな行ってるから」と言うのはNGで、子どもも納得できないでしょう。
家族の中で、みんなはどんなことをしていて、自分はどんなことをするのが役割なのかを伝えると、理解してくれることがあります。
しっかりと伝えるとわかってくれるのが、年齢の大きい子ならではですよね。
0歳~2歳頃
1、園に行く途中に楽しみを見つける
園に行く途中に楽しみを見つけることで、スムーズに登園してくれることがあります。
このように、日頃からお子様の興味関心があるものを見つけておき、それを口実に誘うと機嫌よく出発してくれることが多いです。
保育園に着くと結局のところ泣いてしまうかもしれませんが、先生方は慣れていますので大丈夫。
「この葉っぱ、先生に‟どうぞ”しよう♪」など、先生に会うことを楽しみにするのもいいですよ!
2、園での楽しみを伝える
「ブロックあるかな?」「車のおもちゃあるかな?」など園での楽しみを伝え、園に行くことに前向きになれるような声掛けをするのがおすすめです。このくらいの年齢の子は気分転換しやすいため、納得すると意外とすんなりと通ってくれる可能性があります!
2歳頃までのお子様は、保護者の方と離れる『分離不安』があって仕方のない年齢です。また、3歳以上の子のパターンのように説明をして納得してもらうことは難しいことが多いです。
少しずつ慣れていきますので、心苦しいかもしれませんが先生にサッと預け、任せてしまうしかないこともあります。
見送りはあっさりと
幼稚園や保育園に行くことを渋り、ぐずっている子でも、一日中泣いているわけではなく、両親と離れてから5分もしないうちにケロっとして遊びに入っている子は実はとても多いです。
ですので、いつまでも手を振って子どもが部屋に入るのを見送っていたり、子どもが泣き止むまで待っていたりすると、お子様は気持ちの切り替えがしにくくなってしまいます。
ですので、園について先生に預けたらすぐに笑顔で去りましょう。
「行ってらっしゃい!お母さん(お父さん)も頑張ってくるね!」と。
ちなみに、木のかげや塀の横からこっそり見ているつもりでも、大半のお子様は気づいています。笑
嘘をつくのは絶対にだめ!
機嫌を損ねることがなく出発できるからと、「保育園には行かないからスーパーのお菓子売り場に行こう!」などとごまかして連れて行くのは絶対にやめましょう。お子様との信頼関係に関わりますし、嘘は簡単についていいものだと認識してしまいます。
最後に…
いかがでしたでしょうか?幼稚園や保育園の登園時に泣いてしまうのは、ほとんどの方が通る道です。園の先生と相談しながら、どうすればお子様が楽しく通うことができるのか考えるといいと思います。
また、「いつになったら泣かないで登園できるのだろう」と途方に暮れる日があるかもしれませんが、必ず慣れ、笑顔で登園できる日が来ると思います。そのときには、「泣いていた頃は大変だったなぁ…」と懐かしく思うかもしれませんね。
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