最高の一杯
リクエストしてもらったテーマで書いてみようと思う。
私にとって最高の一杯は岡山に出張行った際にバーで飲んだオールドファッションドだろうか。
その日、出張の仕事を終え、同行した先輩方と打ち上げと題して飲んでいた。まだ時間あるしということで2軒目行く流れになり、元々私が下調べしていたバーに行くことになった。自分で調べておいてなんだが、ちょっと期待外れだった。笑
先輩方には申し訳ない。。
そしておごって下さるとのことなのであまり飛ばすこともできず、個人的には不完全燃焼で解散になった。
解散した後、部屋に戻ったがやはりもう一杯飲みたいと思い立ち、夜の街に一人で繰り出した。もう日付をまたぎそうだというのに、金曜日だったということもあってか思ったより混んでいて入るのに勇気がいる、、
1軒目はチキって入れず、もう1軒目星をつけたところに無理やり入った。
なんということでしょう、一人飲みをしている人が誰もいませんでした。
ほぼ満員、カウンターでも2人で飲んでいるお客さんしかいない、やっちまった、一人で入るところじゃねぇ、気まず、、、(こっちに先輩方連れてくれば良かった、、)と思ったが、店員さんに
おひとり様でもいらっしゃいやすいように席は空けてるんですよ~
なんて言ってもらえて安心した。
何飲むか迷った挙句、強い酒が飲みたいな~と思い、メニューには載っていなかったがオールドファッションドを頼んだ。
正直、何度か頼んだことはあるが良く分からずに飲んできた。笑
ここで初めて正しい?飲み方を教わった。
ウイスキーの中でもバーボンが使われていること、砂糖も入っていること、オレンジやレモン、ライムの薄切りとチェリー(この辺のアレンジはお店により、このアレンジの違いがはっきり分かって好きだ)が串刺しにされていて、果実をつぶして好みの味にすること。
飲み方だけ簡単に教わってしばらくスマホとにらめっこしながら時間をつぶしていると(この時点では失敗だったかなあと思っていました)、お客さんがどんどん帰り出して私だけになった。
マスターは女性で、他に何人か従業員がいるという感じで、おしゃべりタイムが始まった。どこから来たの~とか、そういう無難な会話から入って仕事の話、さっきまで先輩と飲んでたけど、物足りなかった話、から結構プライベートな話までした。
私はこの、バーのマスターとお話しする時間が好きだ。
結構バッサリものを言う方で気持ちが良かった。
酔いもいい感じで気づけば閉店時間。
気持ちよくホテルに戻ることができた。満足。
また来たいな~と思える時間だった。岡山に行った際には必ず寄りたいと思った。
これを書くに当たって実はもうひとつ迷った一杯があった。
共通しているなと感じたことは、お酒自体が美味しい、というより入ったお店でのマスターとの会話が盛り上がったかどうか、その一杯を飲むことによってもやもやした気分がいい気分になって帰れたかどうか、が基準になるのかなあということだ。
今回は出張先での出来事ということで非日常であり、よく飲むカクテルの知識を教わったという特別感も大きかったのでこちらを選んだ。
岡山には良さげなバーが多そうなのでまた行きたいな。。。
懐かしい。