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親子関係で傷ついた人格を癒す1話(全3話)

親子関係で傷ついた人格を癒す(全3話)

1話「親子関係で傷ついた心」

2話「自我の形成」

3話「親子関係で傷ついた人格を癒す方法」


今回は1話「親子関係で傷ついた心」を
お届けします。

生まれきた子供は、いつも近くにいて世話を
してくれる大きな人(親)に強い愛着を感じる
ように出来ています。

そして、この大きな人(親)を人間のモデル
として無条件に正しいと信じ込みます。

親の自分に対する言葉や態度、行動を無条件に
自分の中に取り込み、それはいづれ潜在意識となり人格に最も強い影響をもたらすことになります。

「子供は親の目を通して自分自身を知ります」

そして

「子供は親の目を通して、自分とは何かを定義します」

なので、どのような親に育てられたかが
子供の人格形成にはとても重要です。

不運にも、

いつもイライラしている親

毎日、両親が喧嘩している親

に育てられると、いつも何か怒られるのでは

ないかと常時不安な人格を形成します。


子供の考えや欲求を頭ごなしに否定する親

怒りや悲しみ恐怖などの感情を良くないもの
と考え、そのままを認めない親

に育てられると、「自分は良くない存在」

「自分は間違っている」と思い、

いつも自己否定をする人格が形成されます。

そして、自分の怒りや悲しみ、

恐怖感などを抑圧し、感情機能を

破壊してしまいます。


愛情表現としてのボディータッチを
一切しない親

に育てられると、すべての子供が本能として

持っている、抱っこされ安心感を感じたい

欲求が満たされず、成人しても愛情飢餓感

をいつも感じるようになります。


女の子に対して、男の子が欲しかった
男の子に対して、女の子が欲しかった
という親

このような親に育てられると、

自己無価値、存在を否定された感じを持ち


非常に不安定な人格が形成されます。


子供はまっさらな意識を持って生まれて

きますが、一番最初に意識に書き込まれる

のは、親の言葉と態度、行動です。

そして、一生にわたり一番最初に

書き込まれたものが影響をもたらします。

(その解消方法は3話で書いています。)


子供は、親から愛されたいと自然に思いますが、

一方で、

子供は一人で生きて行くことは出来ない為、

「愛され、良い子」にしていないと

生きていけないと感じています。

不運にも毒親に育てられた子供は、

愛されない不満と、愛されない恐怖感

を持って生きています。

その小さな心に苦しみを抱えながら。


1話はここまでですが、

苦しみは必ず癒すことが出来ます。

自分で自分を理解して、

自分に優しくすることを繰り返しすなかで。



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