そういやぁ、ヤンキーだった。
「口悪いのはだめ」
「そんなヤンキー座りしないの」
「優しい言葉で話しなさい」
そう言いながら、ブチ切れたらバリバリの関西弁で怒る母の元で育った。
そんな母を見てきたので、私もブチ切れたら関西弁と讃岐弁が混ざったとんでもない言葉で話してしまう所はある。
ずっと、だめだなぁーと思ってた。
ちゃんと座らなきゃ、人のことを悪く言ったらだめだ、口悪いのはだめだ。
ずーっとずーっと、そう思って生きてきた。
私のことをヤンキーだと思う人はいないと思うくらい、大人しくやんわりした子だと思う。
でも、学生時代は見た目は普通だけど、やってきた事はヤンチャな事だったように思う。
高校の時は、母公認で栗色の髪だったし、赤点補習組だったし、バイトして夜23時帰宅だったし、当時の彼氏と22時頃に制服で晩御飯食べに行ってたし、学校は4時間目に登校してたし、でも好きな先生の言うことは聞くお利口さんだったし、犯罪はしていないし、暴力も無いけれど、ギリギリのことや大人びたことは自覚なくいろいろやってきた。
今こうして書いてみると、結構やってたな。
真面目な学生時代だと思ってたんだけどな。
群れてなかったからかな。群れるヤンキーは怖い。笑
ずーーっと、無意識にダメな事だと思っていたから、「優しい口調で話そう」とか、「人のことを悪く言ってはいけない」とか、心の中にずっとあったように思う。
ついこの前、
オンライン飲み会をしていた時。
人差し指と中指で鉛筆を挟み、片膝立てて座り、たまたま口元に鉛筆をあてて考え事してたのを見て、画面の向こうから「あれ、はなさんタバコ吸うんですか?タバコ吸ってるのかと思った」と言われた。
ヤバい!気抜いて足立ててた!と思って、
「いやー吸わないよーー。これ鉛筆~。」と言うと、
「ヤンママかと思ったー。
ヤンママ、萌えなんですよね~」
という話になって、笑った。
「ヤンキーなのにママ」
に萌えるらしい。
謎である。笑
萌えポイントが謎すぎて笑った。
その時は、私には関係の無い話だと思って、「そんな風に思う人もいるんだなー。」と思った。
と、同時になんだか安心したのを覚えてる。
その事がずーっとずーっと、頭から離れなくて、なんで安心したのか、よくよく考えてみると、私「ヤンキー素質」があるのにそれを完全に封印して、自分でも気付かないようにしていたことに気付いた。
うまく言えないんだけど、「口悪かったら嫌われる」とか「ヤンチャだったら嫌われる」とか、「本音で話すと嫌われる」とか、みんなと仲良くしたいがために、「本来の自分」を封印して、人当たりの良い人格を無意識に演じていたというかなんと言うか…。
繊細な部分もあるし、キツい部分もある。
でもキツい部分を出すと人は離れていくから、どれだけ仲良くなったとしてもそれは出してはいけないと思っていたというかなんと言うか…。
自分の中にブレーキをかけてたんだと思う。
姿勢悪くても、ヤンキー座りでも、口悪くても、受け入れてくれる人はいるのかもなぁ…なんて思えて安心したのだと思う。
ずっと無意識に、
「ちゃんとしなきゃ」と思ってたみたい。
無意識に、ちゃんとしていない自分を否定してたみたい。
嫌なことがあったら嫌と言っていい。
人前でなければ口も多少悪くてもいい。
人前でちゃんとしてるのなら、家でヤンキー座りしててもいい。
まだまだ自分全肯定できてなかったんだな。
そんな事に気づけた ひとときでした😊
ちなみに娘もこの座り方だった。笑
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