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「嫌だ」という感情の裏側には自分の本質が隠れている

はじめて「webデザインが嫌だ」と思った。

転職して約半年。
今まではwebショップの受注業務に追われたり商品管理が主だったが、その業務が落ち着いてきて念願だったデザインの仕事がまわってきた。

うちの会社は古い。
かなり古い。
昭和初期かと思うほど古い。

いや、むしろここまで来たら“レトロ”と言っておこう。



デザインに関しては昭和の匂いをプンプンさせているし、平均年齢50代~60代だから認められるセンス自体もレトロ。と言うより、デザイン変えても誰も見向きもしないようなそんな雰囲気さえも漂ってる。



そんな中、たった1人で頑張ってきた上司。
「こんなとこ、誰も見てないから変えても変えなくても同じなんや..」と以前に悲しげに言っていたのは、必死に独学してデザイン変えたのに誰も反応してくれず、売上が倍増することもなかった過去があったのかもしれない。



私が「これってどんな風に作られてるんですか?」や「すごい!これ作れるのめちゃくちゃすごいっ!」ってふと思ったことを口にするたびに、「今までそんな質問してくれた人、誰もおらんかった...」と嬉しそうに答えてくれる。



そんな上司が、デザインほぼ初心者の私に、
「会社のショップデザイン、好きにしてええよ券」をくれた。


そう。
もう私のモノ。笑

好きにしていいのだったら、
会社のショップデザインをどんどん変えていこう!!

この古臭いデザイン、どんどん開花していこう!


そう思ってまずは手始めにロゴの修正にとりかかった。

会社に残ってるロゴは、ピクセル画像。
ピクセル画像というのは小さなマスに色が塗られている感じ。拡大すればするほど、ぼやける。

それが嫌で拡大してもぼやけることの無いベクター画像にしたくてIllustrator勉強することにした。

使い慣れた大好きなCanvaもピクセル画像だから(たぶん)、画像サイズが変わるとぼやけてしまう。めちゃくちゃ大きな画像サイズで作ればまだマシかなーと思ったけど、やはりぼやけるか、モヤモヤと霞がかる。


昨日は、それを必死にやっていた。
Illustrator使い慣れてないから、Illustrator本を読みながら練習から始めていた。

その時の私の心境は
・こんなことしてる場合じゃないんじゃないか..
・実は他に仕事があるんじゃないか..
・ただ遊んでると思われてるのではないだろうか..

それを悶々と考えながら、気にしながら、Illustratorの本を読みながら「ちょっと待ってね。すぐにマスターするから!」と言わんばかりにIllustratorをマスターしようとしてる。


そして、その余裕のない空間(たぶん妄想)の中での作業により、目の疲れからか、首こりと肩こりが半端なくて吐き気までしてきてる。


………,,,,…………………………,,,


こうして、はじめて大好きなデザインを「嫌だ」と思った。

デザインが嫌なのではなく、「やりたい事をやりたいようにできず、使いこなせていなくて時間がかかる自分」が嫌なのだと思った。



もっとIllustrator使いこなしたいし、「こうしたいなー」を形にしたい。しかも、それを「しれっと」「さくっと」やりたい。そんな人になりたい。でもできていない。周りからもそう思われてるかもしれない。「そんなことはいいから他の仕事してよ」とか思われてるかもしれない。。それが積もりに積もって、



「デザイン嫌だ」になったのだと思う。

……………………………………………………


でも、こうして書いてみると
「他に仕事があるかどうかは聞いてみればいい」のだと思えたし、急ぎの仕事があるならきっとお構い無しにやってくるだろうし、それを聞かない私の深層心理は、それを聞いてIllustratorの勉強を否定されたり反論された時にIllustratorの練習することを止められるのが嫌なのだと思った。

Illustratorは、私の人生においてきっと必ず使うもの。

使えるようになれば自分の世界がきっと広がる。

...と言うことは自分のためにIllustratorはやってokだと言うことになる。笑



今は全然使いこなせなくてめちゃくちゃ焦って苛立ちもあるけれど、するべき仕事を終わらせてから練習してるのだからいいんじゃないか!という気がしてきた。


しかもこの練習、1年くらい続けてたらめちゃくちゃIllustrator使うスピード速くなるよね!!




なーんだっ。
やればいいんだっ。
怒られるまでやっちゃおーっと!笑



やっちゃえやっちゃえーー!!

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