長女がトーコーキョヒでして<9>
【兄弟姉妹への影響】
我が家は5歳差姉妹です。
現在長女が小6なので、次女は小1。
1年だけ同じ学校に通える貴重な年……なんてのは、親の勝手な感慨で。
本人たちには、それぞれに想いがある訳です。
次女は、年少の頃から朝食はひとりぼっちになりがちでした。
母は長女の着替えから準備から全てかかりっきりだし、登校するにも徒歩10分のところを30分かけて行ってる訳ですから。
彼女にとって、朝は孤独。
そんな日々が長く続きました。
お父さんは深夜帰宅して2時3時にやっとこ寝付いているので、起こしても起きないし。
お母さんはとっても大変そうだし。
なにより大好きなお姉ちゃんは泣きわめいてるし。
がっこうってこわい。
そう感じても仕方ありません。
実は年長の頃、保育園に行きたくないと言い出した時期があります。
もうすぐ小学生だね、と(よかれと思って)周囲が言い出す頃でした。
小学生になりたくない→保育園を休めばならなくていい→行きたくない、だったようです。
もしかすると、長女の登校拒否っぷりを見続けたことで、次女には学校へのマイナスイメージが強く植え付けられてしまったのかもしれません。
次女は入学してから、当然のように母と一緒に同伴登校。
なにしろ、お姉ちゃんがお母さんと登校してたのを見てますからね。
6年生が一緒なんだから1年生もでしょ(苦笑)。
ただ、長女と母の格闘っぷりを見てきたせいなのか、次女は自分が登校する時間に起きてこない姉に気づいていても。
なんで遅刻するの? どうして行かないの? と言ったことがありません。
それを言ってはいけないのだ、と教えたことはありませんが、察しているのでしょう。
登校拒否、あるいは不登校を選択した子どもに兄弟姉妹が居る場合。
自分がフツーに登校すること、あるいは自分には休みを許さない親への不満が出ることもあるでしょう。
一緒に休ませるという選択も、もちろんあるかもしれません。
しかし、子どもはひとりひとり違いますから、学校に行くことが必要な子どもだったら休ませることにはリスクがあります。
兄弟だから家族だから、同じことをしようという選択ではなく、子ども本人の個性と置かれた環境などを考えてあげたいなと感じています。
ちなみに。
次女は12月から突然ひとりで登校し始めました。学校、楽しくなってきたようです。
道産子の津軽在住2児の母。登校拒否長女との日々雑感と、しあわせに生きる”ちょこぽじ”のススメ。