HSPと向き合おうと思った理由
ここのホームページにて、
HSP診断をした。
結果はこちら。
この結果を見る限り、HSPの性質は十分に持ってるのだと思う。
HSPという言葉を知ったのは、
1〜2年前。
今の会社に入ってすぐに転職を考え始めたときに、
ちゃんと自分に向いている仕事に就かないときっとまた辞めたいと思うようになる、と思って、
どんな仕事が向いているのか、自分がなにに向いているのか、なにを考えているのかをしっかり考えてみようと思っていろいろ調べていたときに
たどり着いた言葉。
なんとなく自分も当てはまるんだろうなと思いつつ、
HSPとちゃんと向き合うことはしてこなかった。
HSPと向き合ってこなかった理由は、
【HSP】という言葉に縛られてしまいそうだったから。
HSPだから苦手でもしょうがない
HSPだからこういうことはしない方がいい
そうやって、HSPだからっていう理由で
自分で自分の視野を狭めてしまうような気がして、それはいやだなって思っていた。
あとは、HSPについてよく言われる、
「繊細な人」「敏感な人」
っていう言葉が自分にはあんまり当てはまらない気がして。
私はもともと人は人、自分は自分の意識が強くて、
人それぞれ性格とか好きなものとかが違うのが当たり前で、合う人も合わない人もいるんだなとは思っていたし、
そこでなにが普通とか普通じゃないとか、多数派とか少数派とか、
そもそも一人一人違うものだから、比べられるものじゃない、くくれるものじゃないっていう考えで生きてきた。
だから、HSPの特徴が全て当てはまるわけでもないから、
HSPという言葉にこだわる必要はなくて、自分の性格としてとらえていけばいいのかなって思って。
だけどどうしていまHSPと向き合おうと思ったかというと、
自分のこれからの生き方のヒントになるかもしれないと思ったから。
HSPの人にとって過ごしやすい環境を知識として持っておくことで、
何か困ったことがあったときに救われる材料の一つにできる。
自分を守るための、自分で使える武器にできると思った。
今までの人生であまり生きにくいとか感じたことはなくて、
それはきっと環境に恵まれていたからで、
もしかしたらたまたま今までの環境の中にHSPの人やHSPに近い人の割合が多かったのかもしれないし、
いろんな価値観を受け入れてくれる人が多かったのかもしれない。
だけど今の会社に入ってから違和感を感じることが多くて、
環境って選ばないといけない、選べるものなんじゃないかって思うようになって。
いままでは、どんな環境でも自分次第って思っていたけれど、
それにも限界があるって気付いて。
わたしにとってHSPと向き合うっていうことは自分の弱い部分に向き合うということで、
できることとできないことをちゃんと知るということ。
いままでいろんな自己分析とかをやってきたけれど、
それって自分の得意なこと、やりたいこと、プラスになることを見つけるのには役立ったけれど、
弱みを見つけるっていうことは出来なかった。
だけど、HSPという言葉を知って調べるようになってからは、
自分の弱さとはなにか、そしてそれは決してマイナスだけではないことに気付けるようになって。
だから、わたしにとってHSPを知るということは、自分を知るということ。
毎日を楽しく過ごせるように、HSPと、自分と、向き合っていきたいと思っている。